それ、詐欺かもしれません!
更新日:2019年07月26日
こんなハガキ、封書が届いていませんか?
これは、一人の方あてに、昨年の7月から10月までの4ヶ月の間に届いたものです。
現在もほぼ同様の内容で、ハガキや封書にて発送されているようです。
「訴訟」、「最終告知」、「差し押さえ」、「強制」等の言葉で気持ちを焦らせ、
「プライバシー保護のため、ご本人様からのご連絡をいただきますよう」や
「取り下げ最終期日 令和○年○月○日」と記載し、
家族や知人に相談する時間を少なくし、さらに焦らせる手法です。
差出人に「法務省管轄支局」「国民訴訟お客様センター」「民事訴訟管理センター」
「地方裁判所管理局」「全国紛争相談センター」「民事総合調停センター」とありますが、
公的機関に類似していても国の機関とは無関係です。
絶対に連絡しないでください。
裁判所からの通知と見分ける方法
裁判所から送られる正式な訴状の送達は
訴状がハガキで送られることはなく、郵便受けに投函されることもなく、
郵便局員が宛名人に直接手渡すのが原則で、受領の際には「郵便送達報告書」への
署名または押印が求められます。
架空請求の手口と流れ(よくある例)
ハガキや手紙、メールが届いて、電話をかけてしまうと…
「急がないと裁判になりますよ」、「とりあえず払ってもらえば、後日、返金されます」、
「弁護士に問い合わせてください。番号は03-XXXX-XXXXです」
(和解金、示談金、供託金、着手金 等々)
承諾すると…
「コンビニで〇万円のプリペイドカードを買ってきて、番号を教えてください」や
「コンビニの端末機で操作してレジで支払ってきてください」
一度支払ってしまうと…
相手を名乗って、「これじゃ和解できない!自宅に行ってやる」や
弁護士をかたって、「他にも未払いがあったので、あと〇〇万円必要です」
とさらなる要求に発展します。
まずは、消費者ホットライン(局番なし)188 (いやや)に相談してみましょう。
- お問い合わせ
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市民相談室
所在地:〒332-8601川口市青木2-1-1(第一本庁舎2階)
電話:048-259-9037・048-259-9038 (市民相談室直通)
電話受付時間:8時30分~17時15分(土曜日、日曜日、祝日、休日、年末年始を除く)
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