ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症定期予防接種について
更新日:2023年01月05日
ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症定期予防接種の勧奨再開について
ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症予防接種については、平成25年4月から、予防接種法に定められた定期の予防接種として実施されています。
平成25年6月14日付、厚生労働省からの勧告により、積極的勧奨(対象者へ個別に通知し接種を勧めること等)を差し控えておりましたが、第72回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和3年度第22回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)において、最新の知見を踏まえ、改めてHPVワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められたため、令和3年11月26日付で平成25年通知は廃止され、接種勧奨を再開することとなりました。
個別通知の対象者(令和4年度に中学1年生~高校1年生相当の女子)には、4月25日(月)に予診票を送付しました。
接種を希望する場合は、定期予防接種として、委託医療機関で接種を受けることができます。接種を受けるかどうかについては、ワクチン接種の有効性、安全性、副反応等について十分ご確認・ご理解のうえ、ご判断いただきますようお願いいたします。
HPVワクチンの効果やリスクについては、「小学校6年~高校1年相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ(概要版・詳細版)」、または、厚生労働省のホームページをご確認ください。
小学6年生~高校1年生相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ(概要版) (PDFファイル: 8.8MB)
小学6年生~高校1年生相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ(詳細版) (PDFファイル: 13.7MB)
また、平成25年通知が廃止されるまでの間、積極的な勧奨の差し控えにより接種機会を逃されたかたについて、キャッチアップ接種(接種期間延長措置)が実施されています。
HPVキャッチアップリーフレット2022(厚生労働省) (PDFファイル: 2.8MB)
定期接種対象者
小学6年生~高校1年生相当の女子
キャッチアップ接種(接種期間延長措置)の対象者
川口市に住民登録のある平成9年4月2日~平成18年4月1日生まれの女子
※平成18年4月2日~平成20年4月1日までに生まれた女子についても、定期接種の対象から外れると順次キャッチアップ接種の対象となります。
令和4年度にキャッチアップ接種対象となるかたには、8月25日(木)に個別でご案内を送付しました。接種をご希望のかたは、県内の委託医療機関に直接ご予約ください。
市外(埼玉県内)の委託医療機関で接種を希望されるかたは、予診票が必要となりますので、下記の持ち物でご案内している「HPVワクチン予診票発行フォーム」より申請してください。
キャッチアップ接種(接種期間延長措置)の期間
令和4年4月1日~令和7年3月31日まで
実施場所(定期接種・キャッチアップ接種共通)
市外(埼玉県内)で接種を希望する場合は、「予防接種相互乗り入れ」に参加している医療機関であれば、川口市の予診票を持参することで接種が受けられます。委託医療機関は、下記埼玉県医師会ホームページにてご確認ください。
持ち物(定期接種・キャッチアップ接種共通)
- 母子健康手帳など接種歴がわかるもの
- 保険証、マイナンバーカード等の本人確認書類
- 予診票※
※接種に必要となる予診票は、中学1年生~高校1年生相当の女子のかたへは個別通知に同封しました。キャッチアップ接種対象者には個別通知に同封しておりませんので、市内の委託医療機関で接種されるかたは、医療機関にある定期予防接種の予診票をお使いください。市外(埼玉県内)の委託医療機関で接種を希望されるかたは、下記の「HPVワクチン予診票発行フォーム」にご入力ください。10日前後で予診票をご自宅に郵送します。
HPVワクチン予診票発行フォーム
対象ワクチン(定期接種・キャッチアップ接種共通)
- サーバリックス(2価HPVワクチン)
- ガーダシル(4価HPVワクチン)
※シルガード9(9 価HPVワクチン)は対象ではありません。
シルガード9(9価HPVワクチン)について
現在、日本国内で使用可能なHPVワクチンは、サーバリックス(2価HPVワクチン)、ガーダシル(4価HPVワクチン)、シルガード9(9価HPVワクチン)の3種類があります。
このうち、シルガード9は現時点では定期接種の対象ではありませんが、厚生労働省の審議会等で令和5年4月1日から定期接種の対象とする方向で検討が進められています。
詳しくは、こちらの厚生労働省ホームページをご参照ください。
キャッチアップ接種対象者のうち、すでに自費で接種した方への接種費用の償還払いについて
平成9年4月2日~平成17年4月1日生まれの女子で、定期接種の対象年齢を過ぎて、令和4年3月31日までに任意接種として自費で接種していたかたは、償還払いの対象となります。
償還払い対象者
令和4年4月1日時点で川口市に住民登録がある平成9年4月2日から平成17年4月1日までの間に生まれた女子(他市区町村より同様の費用助成を受けた者を除く)
※令和4年4月1日時点で他市に住民登録があったかたは、川口市の費用助成対象外となります。住民登録があった市区町村にお問い合わせください。
償還払い対象ワクチン
国内の医療機関において自費で任意接種したサーバリックス(2価HPVワクチン)またはガーダシル(4価HPVワクチン)(他市区町村より同様の費用助成を受けたものを除く)
※シルガード9(9価HPVワクチン)は対象外です。
償還払いの対象となる接種期間
17歳になる年度から令和4年3月31日まで
例)平成16年4月2日から平成17年4月1日生まれのかたは、令和3年4月から令和4年3月31日までの接種
償還払い申請期限
令和7年3月31日まで(必着)
申請場所
川口市保健所地域保健センター あて 窓口持参もしくは郵送
〒332-0026 川口市南町1-9-20
※鳩ケ谷分室、各保健ステーションでは受付しておりません。
必要書類
- 償還払い申請書
- 被接種者の氏名・住所・生年月日が確認できる書類の写し(申請者と被接種者が異なる場合は双方のもの)※申請時住所記載の住民票、運転免許証、健康保険証(両面)などいずれかひとつ
- 振込先に指定する金融機関の通帳又はキャッシュカードの写し(口座番号等確認用)
- 接種費用の支払いを証明する書類(領収書及び明細書、支払証明書等)※原本に限ります。
- 接種記録が確認できる書類(予防接種済証、予診票、母子健康手帳「予防接種の記録」欄の写し等)※ワクチン名やロットNo.が記載されているもの
※領収書や接種記録がない場合は、再発行について接種を受けた医療機関にお問い合わせください。接種記録については、必要に応じて『ヒトパピローマウイルス感染症に係る任意接種償還払い申請用証明書』をご利用ください。再発行や証明書の発行は、費用が発生する場合がありますが、かかった費用は償還払いの対象外のため全額自己負担となります。
<申請書、証明書はこちらからダウンロードしてください。>
- ヒトパピローマウイルス感染症に係る任意接種償還払い申請用証明書(PDFファイル:57.7KB) (接種記録がなく、医療機関が改めて接種記録を記入できる場合にご利用ください。)
また、申請書がダウンロードできないかたには郵送しますので、「ヒトパピローマウイルス感染症に係る任意接種償還払い申請書発行フォーム」へ入力してください。10日前後で申請書をご自宅に郵送いたします。
ヒトパピローマウイルス感染症に係る任意接種償還払い申請書発行フォーム
助成金額
医療機関に対し支払った接種費用 (1件あたり17,310円が限度となります)
※必要書類4.が提出できない場合は、15,000円
支給時期
申請した月の翌々月15日頃(不備があった場合は、不備が解消された月の翌々月)
委託医療機関以外での接種について
学校の寮に入っている等でやむを得ず川口市が委託した医療機関以外で接種をされるかたは、事前に申請のうえで接種をした場合に限り、償還払いの対象となります。詳しくは、こちらの定期予防接種費用の助成(償還払い)のページをご覧ください。
ヒトパピローマウイルス感染症定期予防接種の受け方

厚生労働省ページへのリンク
厚生労働省ホームページでは、HPVワクチンの効果や副反応に関する最新の情報が掲載されております。詳細は下記リンクからご確認ください。
- お問い合わせ
-
川口市保健所地域保健センター
所在地:〒332-0026川口市南町1-9-20
電話:048-256-2022(ファックス:048-256-2023)
電話受付時間:8時30分~17時15分(土曜日、日曜日、祝日、休日、年末年始を除く)
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