ペットを飼う前に

動物がその命を終えるまで飼い主が責任を持って飼養を続ける、ということは動物の愛護及び管理に関する法律にも規定されています。動物の命を預かっているという自覚を持って飼養しましょう。

動物の飼養には現実的な問題として、費用がかかります。1年間にかかる費用は、犬で30～40万円、猫で15～20万円と言われています。経済的な理由で行き詰まらないために、飼い始める前から費用のこともしっかり考えておきましょう。

動物も人間と同様に年をとり、怪我をしたり病気になることもあります。自分で病院に行くことができない動物にとって、飼い主が不調に気づいて病院に連れて行くことが大切です。

動物は多くの場合複数の子どもを出産します。多数の動物を継続飼養する環境が必ずしも整うとは限りません。不妊・去勢手術を受けさせ、繁殖目的ではない妊娠は避けるようにしましょう。

動物が迷子になってしまった場合など、マイクロチップや迷子札等の個体識別処置をしてあると飼い主の元に動物が戻る可能性が高くなります。