2隊の消防隊が連携し、倉庫火災対応訓練を実施しました。

今回は、東消防署の消防隊2隊が連携し倉庫火災対応訓練を行いました。最初に到着した消防隊は、火災が起きている倉庫に隣接する住宅に対し、燃え広がる恐れがあるため放水を早期に行い、延焼を防ぐ活動を展開しました。その後、2番目に到着した消防隊と協力して倉庫内部を冷却する放水をし、逃げ遅れた従業員を救出する内容で実施しました。

火災の起こっている倉庫に隣接する建物に対して放水しています。

倉庫のシャッターに放水し、水の蒸発等を確認して内部のおおよその温度を判断しています。

放水の力を利用してシャッターを開放します。（水圧開放装置付きシャッター）

壁面を倉庫内部と見立て、倉庫内部に発生している熱のある煙を冷却してます。

東消防署の車庫北側を火災が発生している倉庫のシャッターと見立てて訓練を実施しました。煙が充満している倉庫内に進入する直前の状況です。

1番初めに到着した隊長は、倉庫内へ進入する隊員の空気ボンベに含まれている空気量に対して活動時間等を管理しながら無線で活動を指示します。

倉庫内部は、スモークマシンを使用し煙を充満させて訓練を実施しました。

※スモークマシンとは、模擬的に火災の煙（人体に影響のないもの）を発生させることができる機械です。

逃げ遅れた従業員を探しています。

倉庫内部の状況は、暗く狭い想定のため照明を頼りにペアとなった隊員と協力して救出に向かいます。

逃げ遅れた従業員（訓練人形）を発見しました。

意識があるかを確認し、すぐに救出活動を実施します。

協力して逃げ遅れた従業員（訓練人形）を屋外に搬送しています。

訓練終了報告