通学合宿
更新日:2018年07月25日
通学合宿は、近くの公民館で食事づくりや買い物、掃除などを参加者みんなで協力しながら4日間生活します。
学校・学年・クラスのちがう人たちと、学校に通いながら一緒に生活してみませんか?
楽しく学べる「通学合宿」
料理の様子
掃除の様子
買い物の様子
通学合宿では、子どもたちが家族のもとを離れて公民館に宿泊し、買い物、食事づくり、掃除、入浴などの共同生活を体験しながら学校へ通います。登下校や買い物などでは生活指導者が付き添いますが、身のまわりの事は子どもたち自身で考え、工夫し、協力しながら4日間の生活を送ります。
家族から離れて子どもたちだけの生活を体験することにより、家で家族にしてもらって当たり前と思っていたことへの『ありがたさ(感謝の気持ち)』を実感し、『家庭の大切さ』を理解します。また、学年の異なる人(参加者)とのふれあいや遊び、共同作業のなかから人間関係を深め、『自主性・社会性』を学びます。その他、地域の大人とコミュニケーションを図ることによって、自分の住む地域に『誇りと愛着』をもてるようになります。
『自分たちのことは自分たちで行う』という体験は『生きる力』をはぐくみ、『自立心』が芽生えます。日常生活で経験できない“ 貴重な体験 ”は、きっと一生の思い出になります。
通学合宿事前研修会
通学合宿に参加して、いきなりお泊りだと保護者の方も心配されると思います。
そこで、子どもたちが実際に生活する公民館で事前研修会を行い、参加者の顔合わせと注意事項・持ち物などの説明をいたします。
生活指導者のもと子どもたちはアイスブレイクやレクリエーションを行い、共同生活への意識を高めます。
事前研修会で自己紹介や係決めをします
レクリエーションもします
通学合宿1日目
通学合宿は、水曜日の放課後から始まります。
朝はいつも通り通学班で登校しますが、下校は家に帰るのではなく公民館に帰ります。
これから通学合宿がはじまるという区切りの意味から開校式を行っています。
1日目は開校式があるため夕食づくりができません。そのため地域の食生活改善推進員のみなさんにご協力いただき、おいしいご飯を作っていただきます。
開校式での教育長のあいさつ
食生活改善推進員のみなさんと一緒に夕食
協力しながら布団を敷きます
通学合宿2日目
2日目の朝食から子どもたちが作ります。
登校時間に間に合わないといけないので焦る気持ちがありながらもケガがないように細心の注意を払います。
学校から帰ってきたら、当然宿題をやります。
そのほかに、買い物をしたり、ごはんをつくったりと家族がしてくれていることを体験します。
包丁使いもお手のもの
宿題を忘れずに
みんなで銭湯に向かいます
通学合宿3日目
3日目ということもあり、慣れた様子で共同生活を送っています。
最後の夜には、公民館内全てを使ったレクリエーションを行います。
食事後のお皿洗い
体育館でレクリエーション
館内でのレクリエーション
通学合宿4日目
通学合宿で体験したこと、学んだことを家族の前で発表する『体験発表会』を行います。
発表では緊張しながらも、3泊4日みんなで協力して生活してきた子どもたちには笑顔が見えます。
立つ鳥跡を濁さず
家族の前で体験発表会
一人ひとりに修了証を授与します
通学合宿終了後
参加した子どもからは、『楽しかった』『また参加したい』との声がよく聞かれます。
また、保護者からは『何もしなかったうちの子がお手伝いをするようになった』『料理をしてみたいというようになった』『弟・妹の世話をよくみてくれる』など子どもが成長した様子がみられるとの声があります。
- お問い合わせ
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青少年対策室
所在地:川口市中青木1-5-1(第二庁舎3階)
(郵送先:〒332-8601 川口市青木2-1-1)
電話:048-258-1115(直通)
電話受付時間:8時30分~17時15分(土曜日、日曜日、祝日、休日、年末年始を除く)
ファックス番号:048-252-7776
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