結核の基礎知識

どんな病気?

結核は結核菌が肺をはじめ、様々な臓器や器官で増殖して起こる病気です。過去の病気と思われがちですが、現在も日本では1年間に約18000人の人が結核にかかり(厚生労働省:平成28年結核登録者情報調査年報集計結果)、国内最大の感染症です。

結核の感染は、発病した人がせきやくしゃみをすると、結核菌の混ざったしぶきが空気中に飛び散り、それを周りの人が直接吸い込むことによって起こります(飛沫核感染、空気感染)。しかし、結核菌を吸い込んでも、すべての人が感染し、発病するわけではありません。

症状がかぜ(せきや微熱など)によく似ているため、気がつかないうちに病状が悪化し、家族や職場など周りの人に感染させることもあります。結核はきちんと治療すれば治る病気です。下記の対策を参考に、早期発見・早期治療につなげましょう。

予防するために

BCG接種をしましょう

赤ちゃんが結核菌に感染すると重症化することがあります。BCGワクチンを接種していれば、結核に感染しても発病率を下げ、重症化を防ぐことができます。生後6か月未満にBCG接種を受けましょう。

 

定期健康診断を受診しましょう

職場や市などの健診を1年に1回程度受診して、胸部エックス線検査を受けましょう。早期の肺結核を発見できることがあります。

 

気になる症状がある場合には、早めに受診しましょう

こんな症状が出たら注意してください。

  1. せきや痰が2週間以上続いている
  2. 微熱・からだのだるさが2週間以上続いている

※かぜ薬が効かない場合には、医療機関を受診し、「結核の疑いがないか」を確認してもらいましょう

 

発病しない身体づくりをしましょう

普段から、規則正しい生活、バランスのとれた食事、適度な運動や睡眠など、健康的な生活を送り、免疫力を高めて発病を予防しましょう。


発病しやすいのは、こんな人!

結核は免疫力の低下のともに発病しやすくなります。免疫力の低い乳幼児や高齢者は注意が必要です。また、病気などの影響で免疫力が低下しているため、発病のリスクが高いとされています。

乳幼児

免疫力の働きが未熟であるため、感染しやすく短期間で発病します。結核菌が全身に広がり、「結核性髄膜炎」など危険な状態になる可能性があります。

高齢者

若いころに結核菌に感染した可能性が高く、免疫力が落ちて発病する可能性があります。結核菌は長期間感染者の体内に潜伏しています。

免疫力が低下している人

例)糖尿病、人工透析をしている、胃を切除した、胃潰瘍、HIV・エイズ感染により免疫が低下しているかた

例)抗がん剤・ステロイド剤・免疫抑制剤などの服用により免疫が低下しているかた

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更新日:2019年11月01日