乳幼児突然死症候群(SIDS)について
更新日:2026年11月02日
11月は「乳幼児突然死症候群(SIDS)」の対策強化月間です。
乳幼児突然死症候群(SIDS)は12月以降の冬期に発症しやすい傾向があることから、こども家庭庁は、毎年11月を乳幼児突然死症候群(SIDS)の対策強化月間と定め、SIDSに対する社会的関心を喚起するため、発症率を低くするポイントなどの重点的な普及啓発活動を実施しています。(※対策強化月間は平成11年度から実施しています。)
SIDSの発症率を低くするために
SIDS(Sudden Infant Death Syndrome)とは、それまで大きな異常のきざしがないのに、乳幼児が睡眠中に亡くなってしまう原因不明の病気で、窒息などの事故とは異なります。特に、1歳未満の赤ちゃんがいる場合、気を付ける必要があります。
SIDSの予防方法は確立していませんが、以下の4つのポイントを守ることで、SIDSの発症率が低くなるというデータがあります。
(1)1歳になるまでは「あおむけ」に寝かせましょう
SIDSは睡眠中に起こります。うつぶせ寝、あおむけ寝のどちらの体勢でも起こっていますが、あおむけに寝かせたほうが発症率が低いことが研究でわかっています。医学上の理由でうつぶせ寝を勧められている場合以外は、赤ちゃんの顔が見えるあおむけに寝かせましょう。睡眠中の窒息事故を防ぐ上でも有効です。
(2)無理のない範囲で母乳育児を
母乳で育てられている赤ちゃんのほうが、SIDSの発症率が低いことが研究でわかっています。様々な事情があり、すべての人が母乳育児ができるわけではありません。授乳に関して少しでも不安を感じる場合は、病院や保健センターなどに相談してみましょう。
(3)たばこをやめましょう
たばこはSIDS発症要因のひとつであるといわれています。赤ちゃんのそばにいる人がたばこを吸うことは、SIDSの発症率を高くすることがわかっています。また、妊娠中であっても、妊婦自身の喫煙、まわりの人が吸ったたばこの副流煙を妊婦が吸う「受動喫煙」は、生まれた後にSIDSの発生要因になります。
(4)あたためすぎには注意しましょう
赤ちゃんの過度な保温によって、SIDSの発症率が上がります。赤ちゃんの胸元を触ってみて、汗ばんでいる場合には、着るものや室温で調整しましょう。
睡眠中の窒息事故防止のために
- 寝具は硬めで傾斜のないものを
- 温度の調整は着るものなどで
- 寝床には何も置かずにすっきりと
- 赤ちゃん専用の寝床が安心につながります
- 睡眠環境製品は正しく使いましょう
寝ている赤ちゃんのいのちを守るために(ポスター) (PDFファイル: 2.0MB)
寝ている赤ちゃんのいのちを守るために(リーフレット) (PDFファイル: 2.3MB)
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