ネズミ・衛生害虫・居住環境

更新日:2018年04月01日

ネズミについて

ネズミは様々な病原菌やダニ等を媒介するだけでなく、ストレスや不眠症の原因となります。また、電源コードをかじられることで火災を引き起こすこともありますので、発生した場合は早めの駆除が大切です。

ネズミの防除方法について

ネズミのエサとなるものを与えないようにしましょう

夜間食品ゴミは室内に置かないようにし、三角コーナーやシンクの排水トラップのゴミはその日のうちに片付けましょう。屋外の蓋付きのゴミ箱の使用をおすすめします。

食品類は出したままにせず、戸棚や冷蔵庫の中に保管しましょう。

ペットのエサは出したままにしないようにしましょう。

 

ネズミの巣になる場所や巣の材料を与えないようにしましょう

家の中でなるべく荷物を積んだりせず、物陰を作らないようにしましょう。

紙くず、ビニール袋、ダンボール等ネズミの巣の材料になりそうなものを出したままにせず、片付けるようにしましょう。

常に整理整頓を心がけましょう。

ネズミの侵入口を塞ぎましょう

1.5cmほどの隙間や穴でも侵入口となります。隙間や穴がないか点検し、あれば塞ぎましょう。

ドアや窓を開けっぱなしにしないようにしましょう。

罠や毒エサを使ってネズミの駆除をしましょう。

毒エサを使用する場合は、幼児やペットが誤って食べたり、触れたりすることがないように注意してください。使用方法及び使用量を守って出没箇所に配置しましょう。一週間程度は同じ場所に置き、食べないようなら場所を変えて置きなおしましょう。

粘着シートを使用する場合は、出没箇所の壁際やコーナーにできるだけ多く配置しましょう。

カゴやバネ式罠を使用する場合は、エサ慣らしをするとかかりやすくなります。数日間、バネをセットしないでエサだけ与え、エサが取れると学習した頃に罠が作動するようにしましょう。

居住環境の相談

シックハウス症候群などによる健康被害防止のため、空気環境、衛生害虫など室内の居住環境に関する相談窓口を設置しております。

 

 

シックハウス症候群とは

住宅の建材・家具などから発生する化学物質やカビ・ダニなどを原因とした空気汚染などによる住人の健康への影響が指摘されており、「シックハウス症候群」と呼ばれています。その症状は、目がチカチカする、くしゃみ、鼻水、のどの渇きや痛み、吐き気、頭痛、湿疹など人によって様々です。

シックハウス症候群の原因

近年、住宅の高気密化や高断熱化により、室外の温度や騒音の影響を受けにくい快適な住まいが作られている一方で、化学物質などによる室内の空気汚染が起こりやすくなっており、湿度が高いと細菌、カビ、ダニも繁殖しやすくなります。

また、石油ストーブやガスストーブからも一酸化炭素、二酸化炭素、窒素酸化物などの汚染物質が出ます。たばこの煙にも有害な化学物質が含まれています。シックハウス症候群は、それらが原因で起こる症状です。

同じ部屋にいても、まったく影響を受けないかたもいれば、敏感に反応されるかたもいるなど、健康への影響には個人差があります。

主な防止対策

化学物質対策

 

住宅の工事を行う前に、工事業者や設計者とシックハウス対策がされた建材や接着剤の使用についても話し合いを行い、自分の希望をしっかり伝えて材料を選ぶことなどが大切です。

 

カビ・ダニ対策

 

カビ・ダニ対策では湿度に気をつけることが大切です。キッチン、浴室、トイレなどの換気設備の活用や窓を開けることで換気を行うことは湿気の除去に効果があります。また、太陽光には乾燥、殺菌の効果があるため、カーペットや寝具などを日光干しすることはカビの対策になります。ダニやその死骸、ふんなどによる健康被害を防ぐため、こまめな掃除や洗濯を行うことも大切です。

参考

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