カラスについて(繁殖期には注意を!)
更新日:2025年03月20日
繁殖期のカラス
カラスが繁殖・子育てを行う時期(3~7月頃)は、電柱や街路樹に作った巣の下付近を通っただけで激しく威嚇、攻撃する危険があります。
これはヒナを守るための行動で、人に対して嫌がらせをしたりする行動ではありません。
≪被害にあわないために≫
- 巣や複数羽でいるカラスがいたら速やかに立ち去る
- 帽子をかぶる
- 傘をさす など
身を守る対策をしてください。
飛べないカラス
繁殖期、飛ばずに地面を跳ね回るカラスのほとんどはヒナのカラスです。ケガをしているのではなく、巣立ちの際にうまく飛べずに一度地面に落ちたカラスです。
近くで親ガラスが見守っており、人がヒナのカラスに近づくと襲われる可能性があります。
助けようとせずそっと見守ってください。
ベランダに現れるカラス
繁殖期、巣の材料を求めて軒先やベランダに現れます。また、餌をねらって襲われる可能性もあります。
対処方法
- 針金製のハンガーなど、巣の材料になるものを出しっぱなしにしない。
- ペットの鳥籠をベランダに出しておかない。または目を離さない。
- カラスが寄り付かないように、テグス(ナイロンなどの合成繊維でできた紐)を張る。
- カラスが寄り付かないように、不要なCDなど光るものを吊り下げる。
その他のカラスによる被害
ごみを荒らす
カラスについて、年間を通じて問題となるのは、ごみステーションのごみの散乱です。カラスは餌となる生ごみを目当てに集まりますが、これはカラスを近づけないように、ごみ出しのルールなどを守ることにより、ある程度解決できる問題です。
カラスによる被害の原因は、このように我々人間が作り出している場合が少なくありません。根本的なカラス対策としては長期的なごみ対策が最も効果的であり、現実的な対策とされています。
対処方法
- 生ごみは水気を切り、新聞紙などに包んで、ごみ袋の奥に入れて出す。
- 収集日や排出時間をしっかり守る。
- ステーションには目の細かい防鳥ネットをかけ、ごみをしっかりと覆う。
電柱・電線に作られたカラスの巣
電柱への営巣により、カラスに威嚇されるなどの被害が発生している場合、東京電力パワーグリッド株式会社が適切な時期に巣の撤去を実施しています。
以下のカスタマーサービスへご相談ください。
お問い合わせ先
東京電力パワーグリッドカスタマーサービス
電話番号:0120-995-007
- お問い合わせ
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自然保護対策課
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