施肥による土壌・地下水汚染に気をつけましょう

更新日:2018年03月28日

肥料には窒素、リンなどの化学物質が含まれています。窒素・リン・カリウムは植物の成長にとって必要なものですが、このうち窒素は土中の微生物の活動によって、硝酸性窒素(硝酸イオン)というものになります。

これが雨水などとともに浸透していき、土壌や地下水を汚染することがあります。

硝酸性窒素に汚染された地下水は、水道水の水源として使えなくなるなど、社会生活にも影響を及ぼします。

市内においても、地下水の硝酸性窒素濃度が環境基準(1リットルあたり10ミリグラム)を超過しているところがあります。この原因も肥料の浸透が原因のひとつと考えられています。

また、地下水は自浄作用による水質の改善は期待できなく、一度汚染されてしまうと回復が困難になります。

土壌や地下水の環境汚染を防止するため、過剰な施肥は避け、必要な量を正しく使用しましょう。

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