クマにご注意ください！

埼玉県から、クマ類の出没及び人身被害の防止について通知がありました。

近年、クマ類の分布が拡大し、令和5年度には農作物被害額が約7億円と前年度から大きく増加しました。市街地への出没や人身事故の発生などが多く報告されています。

令和7年度に入り、クマの出没情報が例年より多く寄せられているため、十分ご注意ください。

（1）農作業や鳥獣対策を行う際に注意すべき事項

・作業中には、ラジオなどで音を出して、クマ類に人の存在をアピールする

・クマ類の行動が活発になる早朝、夕方の作業時には、周囲に気をつける

・クマ類が頻繁に出没する地域においては、できるだけ単独の作業は避ける

・森林等に隣接する農地では、安全確認を行いながら、クマの潜み場となる周囲の灌木などの刈り払いを実施する

（2）誘引物の適切な管理

・クマ類を誘引する生ゴミや野菜等の収穫残さや果実などを適切に処理する

・クマ類の侵入を防ぐため、収穫物収納庫の施錠を徹底する

・ガソリンなどの揮発性物質も、クマ類の誘引物となるため、保管場所等に注意する

・鳥獣対策により捕獲した個体がクマ類の誘引物とならないよう、現地に埋設する場合には、十分な深さに埋設するなど適切に処理する