子ども大学かわぐち活動の記録(令和6年度)
更新日:2024年08月23日
令和6年度子ども大学かわぐち 講義の様子
1日目:令和6年 7月21日(日曜日) 会場:川口市立青木会館
時間 |
内容 |
講師 |
---|---|---|
9時30分〜9時45分 |
(入学式)
|
|
10時00分〜 12時00分 |
(講義1) 「すべての人により良い暮らしを~多文化共生シミュレーション~」 |
埼玉学園大学 准教授 堀田 諭 先生 |
入学式が執り行われました。
はじめに、子ども大学かわぐち学長、井上 清之 川口市教育委員会教育長の式辞です。「新しく出会った仲間と一緒に、小学校とは違った学習に取り組む特別な5日間にしてください」と激励の言葉をいただきました。
次に、学生代表のことばです。「子ども大学で出会った仲間と仲良くなりたいです」「大学の先生や専門家の先生から学ぶことを楽しみにしています」と、決意を堂々と述べました。
最後に、入学を記念して集合写真を撮りました。いよいよ、子ども大学かわぐちのスタートです!
講義1は、埼玉学園大学准教授の堀田 諭先生による「すべての人によりよい暮らしを~多文化共生シミュレーション~」です。
言葉や生活様式、価値観など文化的背景が異なる3つの島の住人が1つの島で暮らすことに!島で起こる様々な課題について、3つの島の住人になった子どもたちによる話し合いが行われました。緊張もあってか、なかなか話し合いが進まないグループもありましたが、思いがけない解決策が出てくるようになると、だんだんと活発な話し合いができるようになってきました。
異なる文化的な背景をもつ人々が一緒に暮らしていくためにはどうすればよいのか、大人でも難しい課題について、子どもたちは真剣に考えることができました。学習したことや気が付いたことについて、これからの生活に生かしていってほしいです。
2日目:令和6年 7月28日(日曜日) 会場:川口市立青木会館
子ども大学活動2日目の詳細
時間 |
内容 |
講師 |
---|---|---|
9時50分〜12時15分 |
(講義2) 「介護士になってみよう!~福祉の最前線を体験学習~」
|
社会福祉法人 埼玉県社会福祉協議会 介護の魅力PR隊 |
講義2は、社会福祉法人埼玉県社会福祉協議会と介護の魅力PR隊による「介護士になってみよう!~福祉の最前線を体験学習~」です。
車いす移乗や着替え介助による介助体験、最新の介護グッズについて学習をしました。実際に介護の現場で働く職員からの話を聞き、介護の仕事内容や、やりがいについて聞くこともできました。介助体験については、子どもたちも積極的にグッズを手に取り、介護の大変さを感じると同時に活動を通じたやりがいを感じることができました。
大変なイメージのある介護ですが、便利なグッズや、要介助者からの感謝から得ることのできるやりがいなど、実際に体験してみないとわからないことも多くあったと思います。今回の体験が、子どもたちの生活の気づきの一助になると嬉しいです。
3日目:令和6年 8月4日(日曜日) 会場:埼玉県立川口工業高等学校
子ども大学活動3日目の詳細
時間 |
内容 |
講師 |
---|---|---|
9時30分~13時15分 |
(講義3) 「AIで‟キラキラスタンド”作り!~川工ファクトリー~」
|
埼玉県立川口工業高等学校 職員 |
講義3は、埼玉県立川口工業高等学校の職員による「AIでキラキラスタンド作り~川工ファクトリー~」です。生徒の皆さんにも手伝っていただきました。
レーザー加工、木工などの各工程で部品を作ったり、AIを使っていろいろな色のLEDを光らせるプログラミングをしたりして、自分好みにきれいに光るオリジナルフォトスタンドを作りました。レーザー加工や木工の工程では、普段見ることのできない特別な機械が動く様子を見たり、実際に使って部品を作ったりすることができました。プログラミングの工程では、プログラミングによって機械が動く仕組みやAIの便利さや注意点についても学習することができました。
一つの製品を作るのに、たくさんの人やものがかかわっていることを実感できたことと思います。特殊な機械を見たり最新の技術に触れたりしたことが、ものづくりについての関心を高めるきっかけになれば嬉しいです。
4日目:令和6年 8月7日(水曜日) 会場:川口信用金庫 本店
子ども大学活動4日目の詳細
時間 |
内容 |
講師 |
---|---|---|
9時30分~13時 |
(講義4) 「かしこいお金の使い方!~調べてみようATM・さわってみよう五千万円~」
|
川口信用金庫 本店 |
講義4は、川口信用金庫本店による「かしこいお金の使い方!~調べてみようATM・さわってみよう五千万円~」です。
かしこいお金の使い方について職員の方がクイズを交えて教えてくださり、グループで活発に意見交換しながら答えを考えるなど、楽しく学ぶことができました。また、ATMの裏側を見たり、模擬紙幣の五千万円を持ったり、お金を数える機械を操作したり、胸を躍らせながら体験をしていました。さらに札勘の練習は、試行錯誤しながら夢中になって取り組んでいました。
たくさんのわくわくする体験がありました。今回の講義や体験をとおして、お金を大切に扱うことの意義を感じ取ることができたと思います。その感覚が、これからの生活の中で生きていくことを願っています。
5日目:令和6年 8月17日(土曜日) 会場:川口市立青木会館
子ども大学活動5日目の詳細
時間 |
内容 |
講師 |
---|---|---|
9時30分~12時 |
(講義5) 「ドーナッツ屋さんを経営しよう!~まちはどんな仕事で成り立っているの?~」 |
ジュニア・アチーブメント日本 |
12時15分~12時45分 |
(修了式) ・修了証授与 ・実行委員長あいさつ ・学生代表の言葉 ・記念撮影 |
|
講義5は、ジュニア・アチーブメント日本による「ドーナッツ屋さんを経営しよう!~まちはどんな仕事で成り立っているの?~」です。
グループの仲間と協力してドーナツ屋さんの経営シミュレーションを行いました。お店の利益が少しでもたくさん出せるよう、材料を仕入れる量や生産の方法などを活発に話し合いながら活動しました。さらに、納税のシミュレーションやドーナツ屋さんの経営にかかわる仕事は他にどのようなものがあるのかを考えることをとおして、まちはどのような仕事で成り立っているのか、考えを深めることができました。
子どもたちは、一つの仕事の中にたくさんの人や仕事がかかわっていることを実感していました。まちがいろいろな仕事で成り立っていることを、楽しみながら学ぶことができました。
最後に、修了式が行われました。
はじめに、子ども大学かわぐち実行委員長より、学生ひとりひとりに修了証書を手渡しました。
学生代表の言葉では、子ども大学かわぐちでは「レーザー加工では、私が思っていたよりも難しい動きをしていて、とてもおどろきました。」と印象に残った体験を話し、「大人になっても楽しく学び続けられる人でいたいと思います。」としめくくりました。
この5日間で得た学びをさらに深めたり生活に生かしたりするなど、子ども大学生たちが今後さらに活躍することを願っています。
- お問い合わせ
-
生涯学習課生涯学習係
所在地:〒332-8601川口市青木2-4-11(分庁舎1階奥)
(郵送先:川口市青木2-1-1)
電話:048-259-7655(生涯学習係直通)
電話受付時間:8時30分~17時15分(土曜日、日曜日、祝日、休日、年末年始を除く)
ファックス:048-258-7604
メールでのお問い合わせはこちら