川口の元気 第9回「中高生未来を拓くふれあいトーク」
更新日:2024年08月29日
中高生未来を拓くふれあいトークの概要

次世代を担う中学生・高校生の代表が、市長との協議、議場見学、選挙制度、こども基本法の学習活動を通して、政治的意識の向上や将来の有権者である子ども達の意識の醸成を図ることを目的としています。代表の子供たちが将来の川口市の姿について、市長との率直な意見交換をすることで、将来の川口市を担う一員としての自覚を高めることができました。
- 日時:7月17日(水曜日)
- 会場:川口市役所第一本庁舎 601会議室、501会議室
- 参加者:各市立中学校から1名、川口市立高等学校から4名
学習活動について
選挙制度、こども基本法の学習を行いました。参加した生徒は、自分らしく幸せに成長でき、暮らせるような「こども真ん中社会」を目指した「こども施策」を進めていくための基本事項を定めた法律が「こども基本法」であることを学びました。
また、川口市の議場見学を行い、実際に座席に座り、議会制度の仕組みについての学習を行いました。参加した生徒からは、「より政治に関する知識を深められた」、「今の政治はいくつもの工程とたくさんの方々の討論によって成り立っていることが分かった」、「少しでも川口の議会や議員の方々の活躍に目を向けていくとともに、どれだけ大切なことなのかを発信していきたい」といった感想をもっていました。
市長とのふれあいトークについて
中学生・高校生の代表生徒が、川口市第5次総合計画内に記載されている川口市の将来の姿から、市長と話をしたいものを選択し、市長と率直に意見交換を行いました。今年度は『中高生が考える10年後の川口市、こんなまちになってほしい』というメインテーマを設定しました。当日は、メインテーマに沿って、様々な質問・意見が出され、代表生徒にとって、貴重な経験となりました。
各グループ協議テーマ
『全ての人にやさしい″生涯あんしんなまち″健康・医療・福祉』
『子どもから大人まで″個々が輝くまち″教育・スポーツ・文化』
『都市と自然が調和した″人と環境にやさしいまち″環境』
『誰もが″安全で快適に暮らせるまち″まちづくり』
市長と参加した生徒の意見交換では、「自分の新しい可能性に気付ける様々な体験活動ができるまちになってほしい」、「誰もがスポーツを楽しめ、文化に誇りをもてるまちになってほしい」、「川口市の自然について理解を深める活動や植物の説明を記載し、学べる自然の森づくりをしてはどうか」など、様々な提案がありました。市長からは参加した生徒へ「夢と希望をもって歩んで欲しい、そして、本をたくさん読んで欲しい」とメッセージもありました。
川口市立高等学校生によるプレゼンテーション
市長とのふれあいトークで司会進行役を務めてくれた川口市立高等学校生の皆さんが、「みんなが安心して暮らせる安全な川口市」、「多文化共生の象徴になって欲しい」という将来の川口市についてプレゼンテーションを市長に行いました。それを生かして、川口市の今後と、中高生ができることについて深く考えることができました。
おわりに
「自分とは全く違う新しい視点を得ることができた」、「貴重な体験を少しでも自分の学校の生徒に伝えていきたい」、「住みやすい川口を創るために、自分ができることを積極的にやっていきたい」など、将来の川口市について真剣に考えている感想がたくさんありました。
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