電子レンジ使用時の火災に注意
更新日:2021年08月11日
居住者がサツマイモを調理するため、水で濡らしたペーパータオルと調理用ラップで包み、電子レンジで温めたところ、長時間過熱したためサツマイモが炭化して発火した火災が発生しました。
電子レンジは火を使わない調理器具として安心感があります。しかし、ひとたび使用方法を誤ると火災を引き起こす可能性があるため注意が必要です。電子レンジにアルミなどの金属を使用できないことは、皆様ご存知ですが、今回のサツマイモに限らず、食品を長時間加熱すると水分が蒸発し、炭化が進行して可燃性ガスが発生します。この可燃性ガスが庫内に充満したときに、食品の炭化した部分が帯電してスパークを起こし、可燃性ガスに引火して燃焼することがあります。
このような事態が起こったら、慌てず扉を開けずに電源を切り様子を見て119番通報しましょう。