南消防署長演習を実施しました

更新日:2023年02月28日

令和4年度南消防署署長演習を解体前の施設を利用して演習を実施しました

令和5年1月30日(月曜日)、31日(火曜日)解体前の施設を利用して、南消防署長を確認者とした消防小隊等の演習を実施しました。

各隊とも今年度実施した訓練の成果を、南消防署長が確認しました。

演習想定 4階建て共同住宅の2階から白煙が噴出、ベランダに逃げ遅れが1名あり、玄関ドアは施錠。最先着隊(最初に着く隊)と先着隊(二番目に着く隊)は連携して、逃げ遅れ者の救出、消火活動を開始せよ。

1月30日 第1回目 青木消防小隊(最先着隊)・南消防小隊(先着隊)

放水準備

継続して要救助者に声掛けを行うことで、その方に安心感を与えます。

空気呼吸器を着装

要救助者救出のため、素早く面体を着装し救出に向かいます。

抱え救出

確保ロープを取り付け、黄色い服を着た要救助者を救出中。

排煙作業

屋内進入し、火勢制圧後、水流ベンチレーションにて排煙作業を実施します。黒煙だけでなく、白煙ですら濃度が濃ければ視界不良に陥ります。

1月30日 第2回目 安行消防小隊(最先着隊)・鳩ヶ谷消防小隊(先着隊)

準備

訓練前の一コマ。災害現場で資器材の不備がないよう、防火衣や空気呼吸器の点検は絶対に怠りません!

ホース延長中

消防隊員の活動には、不可欠な水。

それは火を消すためだけでなく、火に煽られた要救助者を守るためのものでもあるのです。

消防隊員には、素早く・正確なホース延長が求められます。

三連はしご架梯

要救助者救出のため、ベランダ部分へ素早く三連はしごを架梯します。

抱え救出

要救助者が足を踏み外した場合の安全策として、ロープによる確保や下の隊員の介添えにより二重の安全策を取っています。

1月30日 第3回目 横曽根化学小隊(最先着隊)・南平消防水難救助小隊(先着隊)

乗車完了出場

出場途上での車内活動の様子です。隊長は各隊員に指示を出し、考えられる活動を的確に伝えます。

ホース延長

最先着隊が現場到着し、状況確認及び黄色い服の要救助者役と接触。要救助者を必要な情報をいかに聞き取れるかが重要な場面です。

要救助者梯子に乗り移り

要救助者を救出する際に安心・安全第一を優先し活動します。

活動時間16分

屋内検索前に隊員間で情報を共有し活動時間等を確認している様子です。

1月30日 第4回目 南平化学小隊(最先着隊)・新郷消防小隊(先着隊)

ベランダの要救助者へ呼びかけ

ベランダで助けを求めている人に呼びかけ、情報収集(他に逃げ遅れがいるのか等)大変重要な初動活動です。

三連はしご架梯

三連梯子を使用して、ベランダに逃げ遅れた要救助者の救出に向かう。

安全・確実・迅速に

進入準備

出火室内に進入し、火点放水で一挙鎮圧だ 作戦装備抜かりなく。

排煙活動

玄関外への放水を利用し、室内の火災ガスを排煙、視界と安全を確保する。

1月31日

第1回目 南平化学小隊(最先着隊)・南平消防・水難救助小隊(先着隊)

第2回目 青木消防小隊(最先着隊)・鳩ヶ谷消防小隊(先着隊)

第3回目 新郷消防小隊(最先着隊)・安行消防小隊(先着隊)

第4回目 南消防小隊(最先着隊)・横曽根化学小隊(先着隊)

防火衣着装

防火衣着装、出場は確実で迅速に行います。

乗車完了出場

出場途上の車内活動、情報共有を行い現場に向かいます。

ホース延長

ホース延長、助けを求める要救助者に声掛けし、安心感を与えます。

待機

援護注水体制が完了し火炎の吹き出しに対応、中隊長の下命を待ちます。

抱え救出

確保ロープを取り付け、要救助者(青色ベスト)を救出中。

ホース引込

ホースを引き込み、屋内の消火準備中。

進入開始

火炎の吹き出しに注意しながら、煙の充満する屋内に進入、消火活動を行います。

排煙活動

消火し排煙作業中、水流ベンチレーションを行います。

お問い合わせ

南消防署 消防課
所在地:〒332-0012川口市本町2-4-39(南消防署2階)
電話:048-222-8320(南消防署消防課直通)
電話受付時間:8時30分~17時15分(土曜日、日曜日、祝日、休日、年末年始を除く)
ファックス:048-222-0870

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