消防隊の単隊訓練を実施しました。

更新日:2024年09月25日

今回の訓練は、東消防署の消防隊が、受け持ち区域内で発生した火災に最初に到着し、単独で初動活動を展開することを想定した基本訓練です。消火活動の基本となるホース延長は、消防車が入っていけない狭隘な道路に対応したホースカーを使用しました。また、三連はしごも使用して、ホースを3階まで延長するという内容で、初動活動能力の向上と活動中の安全管理の徹底をテーマに実施しました。

1人の消防隊員が、消防車から降ろしたホースカーを引いて搬送し、もう一人の隊員がホースカーの後ろにつき、消防車の運転手がホースカーの後ろから引き出したホースを消防車に結合しようとしている写真

ホースカーを使用したホース延長

ホースは、ポンプ車から送る水の圧力を活かすため、折れ曲がらないように伸ばします。災害現場の空間に対応したホース延長ができるよう準備をして、消防車に積載しています。

3階から見た様子で、水の入った2本のホースは折曲がらないように伸ばされ、2名の隊員が細い道路と想定したセーフティーコーンの間を通って、三連はしごを運んでいる写真

上階からみたホース延長とはしご搬送の様子

3階ですぐに消火活動ができるよう、進入隊員は水を通したホースを持って、はしごを登ります。

三連はしごを3階まで伸ばし、一人がはしごの下部で安定のためはしごを押さえ、一人は水の通ったホース持って上り、もう一人がホースの中央を持って後からはしごを上っている写真

3階に三連はしごをかけ登ります。

3階に到着後、引き上げたホースと三連はしごに落下防止のロープ固定をしてから活動します。

3階に到着し、十分な長さのホースを引っ張りんだあと、1名の隊員はホースが落下しないようにロープを使ってホースと建物を結び留め、もう一名の隊員が、ロープを使って三連はしごと建物を結び留めている写真。

3階に到着し、ホースと三連はしごをロープで建物に固定

各隊とも士気旺盛で、安全かつ確実な活動が行われ、良好な訓練となりました。

東消防署の車庫内で、消防隊員4名が一列に並び、その列よりも前に出た小隊長が東消防課の消防課長に敬礼している写真

訓練終了報告

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