消防大学校救助科89期企画総合訓練に教育支援隊として本市の特別高度救助隊が部隊派遣されました。

更新日:2024年10月15日

消防大学校救助科とは、各都道府県から組織を担うリーダーとなる人材48名が選出され、指導者としての資質の向上を目的とした教育訓練の場です。そのカリキュラム内に、学生が訓練を企画し、その訓練を本市の特別高度救助小隊が教育支援隊として派遣され訓練を実施しました。国の最高機関での訓練の場であることから、救助隊員として大変名誉であるとともに重圧もかかる訓練の場となります。関東圏では、本市を含め東京消防庁、横浜市消防局、関西圏では岡山市消防局、神戸市消防局の特別高度救助隊が教育支援隊として派遣され訓練を実施しました。

特別高度救助隊の隊員6名が消防大学校救助科89期学生に対し敬礼している写真

開会式

訓練内容は木造2階建て建物、2階部分からの火災により消防隊員2名が活動中にバックドラフトに巻き込まれ負傷したもの。※バックドラフトとは、塞がった空間で火災が生じ不完全燃焼により火の勢いが衰えた状態のときに窓やドアを開放した際、空気が入り爆発的に炎が燃えあがる現象です。

訓練開始前に特別高度救助隊の隊員6名が車両2台の前に整列している写真

訓練開始前の車前整列

特別高度救助隊の隊員6名が車両2台に乗車している写真

車両に乗車し訓練開始

特別高度救助隊の隊員3名が火災建物を確認している写真

現場確認中

訓練が開始され特別高度救助隊の隊員2名がはしごを搬送している写真

三連はしご搬送

2名の負傷した隊員をはしごを使用し救出。

特別高度救助隊の隊員1名が三連はしごにのぼりベランダ内の隊員2名が負傷した消防隊員1名を救出している写真

1人目の負傷した隊員を救出開始

特別高度救助隊の隊員が建物2階から負傷した消防隊員2人目を救出している写真

2人目の負傷した隊員を救出開始

訓練が終了し特別高度救助隊の隊員5名が隊長に対して活動終了の報告をしている写真

訓練終了

訓練が終了し、消防大学校の屋内訓練室にて検討会を実施している写真

訓練後の検討会

本市の特別高度救助隊は、物怖じすることなく訓練を実施し、訓練以外の立居振舞も大変素晴らしいものでした。今後も「誰もが安全で快適に暮らせるまち」を実現するために、市民の皆様の期待と信頼に応えるべく全力を挙げて取り組んでいきます。

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