市長室
更新日:2024年08月01日
市民の皆さまへ~市長メッセージ~
皆さん、こんにちは。
私が平成26年2月に市長に就任してから、早いもので10年が経過しました。ここに至るまでの市民の皆様のご理解とご協力に改めて心より感謝を申し上げます。
これまで、私は「川口の元気づくり」を可能とする財政基盤の健全化のため市税収納率の向上などに取り組み、10年間で市税収入を累計742億円増額したことに加え、一般会計予算を累計3,454億円増額にまで押し上げたことで、3大プロジェクトをはじめ、子育て・保育環境や教育環境の充実、市内経済の活性化のほか、防災対策や都市基盤整備の推進など、様々なまちづくり施策に全力で取り組み、市政を大きく前進させることができました。
さらに、中核市への移行に伴い保健所を設置してからわずか2年でパンデミックとなった新型コロナウイルス感染症に対しては、市が主体となって医療提供体制の確立や本市独自の「川口モデル」によるワクチン接種の促進など、効果的な感染症対策を力強く推し進めることができました。
大変光栄にも、このような取り組みが、住みやすいまちとして広く認知され、多くのかたに選ばれるまちとして評価されるに至ったところです。
加えて、今年度川口市は、内閣府より「SDGs未来都市」及び埼玉県初の「自治体SDGsモデル事業」に選定されました。これは、経済・社会・環境などの各分野における本市の多角的な取り組みが高く評価されたものであり、未来へと持続する川口のさらなる発展に向け、大きな弾みになるものと考えています。
現在、コロナ禍が一段落し、社会経済活動の正常化が進んだことなどにより、東京一極集中が再加速しています。私は川口市が人口を維持するための首都圏近郊の都市間競争に勝ち抜き、住みやすいまちを超えた先にある、さらなる選ばれるまちとなるためにも、引き続き、中核市として風格のある文化芸術の創造発信拠点としてリリアの大規模改修と美術館の整備を進めるほか、川口駅への中距離電車停車の実現や、神根総合運動公園の整備など、魅力あふれる元気な川口の未来に繋がる様々なまちづくり施策に積極的に取り組んで参ります。
令和6年8月1日