ごみ減量化のため3Rに取り組みましょう!
更新日:2021年12月06日
3R(スリーアール)を知っていますか?
3R(スリーアール)とは、
- Reduce(リデュース:発生抑制)、
- Reuse(リユース:再使用)、
- Recycle(リサイクル:再生利用)
という3つの言葉の頭文字の「R」をとったものです。
大量にものをつくり、使い捨てる社会に代わり、石油などの天然資源の使用を抑え、ごみゼロを目指す『資源循環型ごみゼロ社会』を達成するために3Rは不可欠です。
Reduce(リデュース:発生抑制)~一番大切なR~
Reduce(リデュース)とは、日本語で発生抑制のことです。
ごみの排出を減らすには、すぐにごみになるようなものをつくらない、買わないことにより、ごみ自体を発生させないことが最優先です。
皆さんも、身近に出来ることからリデュースに取り組んでみてください。
生ごみを捨てる前のひとしぼりやコンポストについて
生ごみは水分が重量の多くを占めており、水を切るだけでもその重量を簡単に減らせます。
また、水分が多い状態では、これを焼却するために強い火力が必要となり、焼却施設への負担が多くなってしまいます。
生ごみを捨てる前に水分をひとしぼりしましょう。
また、生ごみ処理容器などを活用した「コンポスト」により、ご家庭で生ごみを処理することによって、焼却施設へのごみ搬出量を減らすことができます。
コンポストは微生物の力で生ごみを分解させ、肥料にする処理方法です。
川口市では生ごみ処理容器の設置について、補助金を交付しております。
交付要件等は下記をご覧ください。
・生ごみ処理容器申請について
市内の自宅において、家庭から排出される生ごみの減量を図るため、自家処理のために
生ごみ処理容器を購入し、容器を常に良好な状態で維持管理し、継続して当該容器を使
用する活動に対し、補助金が交付される場合があります。
詳細は生ごみ処理容器申請をご覧ください。
マイバッグを持ってお買いものに
レジ袋は1人1日約1枚使われています。
お買いものにはマイバッグを持っていき、レジ袋を使わないようにしましょう。
食べ残しをしないように
必要なものを必要な量だけ買うようにし、手つかずのまま捨てたり、食べ残しをしたりしないようにしましょう。
Reuse(リユース:再使用)~二番目に大切なR~
Reuse(リユース)とは、日本語で再使用のことです。一度使用したものを形を変えずに繰り返し使うことをいいます。
ものを繰り返し何度も使うことで、貴重な資源を有効利用できます。また、リサイクルに比べ新しい天然資源を使わずにすみます。
使えなくなったものでも、修理したり他の人に譲ったりできないか、捨てる前によく考えてみましょう。
また、繰り返し使えるもの、長く使えるものを選ぶようにしましょう。
リターナブルびんを活用しよう
ビールびんや一升びんに代表されるリターナブルびんは、洗浄して繰り返し使えるため、新たな容器を製造するのにくらべ、環境負荷を減らすことができます。
フリーマーケットやリサイクルショップを活用しよう
着なくなった服や必要なくなった雑貨品など、「使わないけど捨ててしまうのはもったいない」ものは、フリーマーケットやリサイクルショップを利用して、必要としている人に譲るようにしましょう。
朝日環境センター・リサイクルプラザ内のリサイクルショップでは、不用になったものを無償でお譲りいただき、欲しい方に無料にて差し上げています。
壊れてしまったものは修理して使おう
壊れてしまった家具などはすぐに捨ててしまうのではなく、修理などをしてできるだけ長く使うようにしましょう。
リサイクルプラザでは、粗大ごみの中からまだ使える家具を、ボランティアさんが修理しています。
修理した家具はリサイクルプラザで月1回、オークション方式にて販売しています。
Recycle(リサイクル:再生利用)~三番目に大切なR~
Recycle(リサイクル)とは、日本語で再生利用のことです。これは使えなくなったものを原料として他のものにつくり変えることです。
しかし、リサイクルは良いことばかりではありません。原料から他のものにつくり変えるときには、石油などの天然資源を使わなければなりません。
そのため、1.Reduce(リデュース:発生抑制)、2.Reuse(リユース:再使用)、を優先し、リサイクルの割合を減らすことが大切です。
分別することがリサイクルの第一歩
資源物を出す時は、きちんと分別して出しましょう。きちんと分別することで、資源物として出されたものが再び商品として生まれ変わります。
分ければ資源、混ぜればごみ。分別することでリサイクルに協力しましょう。
手作業で異物を取り除くのは大変な作業です。
正しい分別にご協力をお願いいたします。
集団資源回収に協力しよう
集団資源回収とは、町会・自治会・PTAなどの営利を目的としない住民団体が、自ら回収日と回収場所を定めて、古紙類などを回収し、直接、再生資源業者などに引き渡すことです。市民の皆さまのご協力により、多くの資源が市を通さずにリサイクルされています。
地域の集団資源回収は、市民の皆さまの参加によって成り立っています。皆さまのご協力をお願いいたします。
リサイクルされた商品を選ぼう
商品を選ぶ時は、できるるだけリサイクルされた商品を選ぶようにしましょう。分別してリサイクルに協力し、そのリサイクルされた商品を再び購入することで、リサイクルの輪が完成します。
3Rに取り組みましょう!
最終的に出されたごみは焼却処理で熱エネルギーとなり、発電や給湯として活用(熱リサイクル)されます。
そして、焼却して残った利用できないものは最終処分場に埋め立てることになります。
しかし、現在、川口市内には、最終処分場がなく、市外にある最終処分場に埋め立てをしています。
このため、焼却するごみの量を少しでも少なくし、最終処分の量を減らしていくことはとても重要です。
また、ごみを処理するには多くのお金と人手がかかります。一人ひとりが3Rを実行し、ごみを減らしていきましょう。
- お問い合わせ
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資源循環課
所在地:〒332-0001川口市朝日4-21-33(朝日環境センター・リサイクルプラザ棟2階)
電話:048-228-5370(直通)
電話受付時間:8時30分~17時15分(土曜日、日曜日、祝日、休日、年末年始を除く)
ファックス:048-228-5322
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