川口市で戸籍謄本を申請したら、戸籍全部事項証明というものが発行されたのですが、これは戸籍謄本ではないのでは？

質問

川口市で戸籍謄本を申請したら、戸籍全部事項証明というものが発行されたのですが、これは戸籍謄本ではないのでは？戸籍謄本と除籍謄本、改製原戸籍謄本、抄本などの意味もよくわかりません。

回答

戸籍については、法律の改正により何度か作りなおされています。
川口市では平成14年1月（旧鳩ヶ谷市では平成19年7月）に戸籍の電算化を行いました。
それに伴い、一般的に言う戸籍謄本という名称が、川口市では戸籍全部事項証明という名称に改められています。
そして、改正前の戸籍を改製原戸籍といいます。
また、除籍謄本とは該当の戸籍から婚姻、離婚、死亡、転籍などで在籍していた全ての方が除かれた戸籍謄本をさします。全ての方が除かれた状態というのがポイントで、誰か1人でも在籍していれば除籍謄本とはならず、誰々が除籍となった戸籍謄本となります。
謄本と抄本の違いについては、謄本がその戸籍に在籍している方々の全ての情報を表わしているのに対し、抄本は一部の方の情報を表わすものになります。