「ヤングケアラー」をご存知ですか?
更新日:2023年07月01日
ヤングケアラーとは
本来、大人がすると想定されているような家事や家族の世話などのケアを日常的に行なっている18歳未満の若者のことです。
ヤングケアラーは家族のためにさまざまなケアを担っています。
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病気や障害がある家族に代わり、家事をしている | 家族に代わり、幼いきょうだいの世話をしている |
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病気や障害のあるきょうだいの世話や見守りをしている | 目が離せない家族の見守りや声かけなどの気づかいをしている |
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日本語が話せない家族や障害のある家族のために通訳している | 病気や障害のある家族の身の回りの世話をしている |
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心が不安定な家族の話を聞いている | がん・難病など慢性的な病気の家族の看病をしている |
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家計のために働いて、病気や障害のある家族を助けている | 病気や障害のある家族の入浴やトイレの介助をしている |
子どもの年齢や成熟度に合った家族のケア、お手伝いは子どもの思いやりや責任感などを育みます。
一方で、子どもの年齢や成熟度に合わない重すぎる責任や作業など、過度な負担が続くと、子どもたちにこのような影響が出る可能性があります。
- 「学業への影響」:遅刻、早退、欠席が増える。勉強の時間が取れないなど。
- 「就職への影響」:自分にできると思う仕事の範囲を狭めて考えてしまう。自分のやってきたことをアピールできないなど。
- 「友人関係への影響」:友人等とコミュニケーションをとる時間が少ないなど
ヤングケアラーかも?と思ったあなたへ
大切な家族のために頑張っていることは、素晴らしいことです。
ですが、家族のお世話やお手伝いに追われ、家族とのこと、学校のこと、これからの進路のことなど、一人で悩みを抱えていたりはしませんか。
悩みを誰かに話すことは、とても難しいことで勇気のいることだと思います。
それでも、一人で悩んで抱えきれなくなってしまっているとき、誰かに話を聞いてもらいたいと思ったら、話をしてみませんか。あなたの話を聞いて、どうしていったらいいのかを一緒に考えます。
子どもと関わる大人のかたへ
大切な家族のために頑張っている子どもたち自身が、「ヤングケアラー」であると気がつかないかもしれません。
誰にも知られたくないと、一人で悩みを抱えているかもしれません。
子どもと関わる大人たちが、ヤングケアラーかもしれないと思われる子を見つけた場合には、相談窓口へご連絡ください。
ヤングケアラー相談専用ダイヤル
川口市ではヤングケアラーに関する相談をお受けする「ヤングケアラー相談専用ダイヤル」を開設しました。
家族のケアをすることでの悩みや心配がある子どもや、ヤングケアラーかもしれない子がいて心配なかたからのご連絡をお受けいたします。
電話:048-259-9041(令和5年7月1日から番号を変更しました)
受付時間:月曜日から金曜日(祝日、年末年始を除く)8時30分から17時15分
子どもが相談できる窓口のご案内
子どもが相談できる窓口をご案内します。詳しくはこちらをご覧ください。
関連リンク
特設ホームページ「子どもが子どもでいられる街に。~みんなでヤングケアラーを支える社会を目指して~」(厚生労働省ホームページ)
ヤングケアラーハンドブック「ヤングケアラーってなに?小学生編」 (PDFファイル: 3.5MB)
- お問い合わせ
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子育て相談課子ども家庭相談係(こども家庭センター)
所在地:川口市中青木1-5-1(第二庁舎3階)
(郵送先:〒332-8601 川口市青木2-1-1)
電話:048-259-9005(直通)
電話受付時間:8時30分~17時15分(土曜日、日曜日、祝日、休日、年末年始を除く)
ファックス:048-252-7776
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