歯・お口の健康
更新日：2023年04月01日
いつまでも健やかに過ごすためには、歯とお口の健康が欠かせません。
正しい知識と習慣を身につけて「予防歯科」をはじめましょう。
「予防歯科」とは？
お口の中の健康が全身の健康に影響を及ぼすというデータがあります。
むし歯などになってからの「治療」ではなく、なる前の「予防」を大切にすることです。歯とお口の健康を積極的に守るためにも、歯科医院で歯磨きの指導や予防処置を行う「プロフェッショナルケア(略称：プロケア)」と歯科専門家に指導してもらったことを自分で実践する「セルフケア」の両方を実践しましょう。
「予防歯科」のポイントは3つ！！！
1. 歯垢を残さず落とす
歯垢はお口の中のトラブルの原因になる細菌の塊です。歯の表面に付着して増殖します。1ミリグラムの歯垢には、約2～3億個もの細菌がいるといわれ、むし歯、歯周病や口臭などの原因になります。
歯垢が残りやすいのは、奥歯のかみ合わせや歯と歯の間、歯と歯茎の境目、歯並びの悪いところです。注意しましょう。
2. フッ素を口の中に残す
歯の健康を守るための大切な成分です。フッ素の働きは、1.エナメル質の修復を促進、2.歯の質を強化、3.酸が作られるのを抑える、の3つあります。フッ素配合の歯磨き粉を歯全体に広げるように歯を磨き、その後は少量の水を口に含み5秒程度1回すすげば十分です。
3. 細菌の増殖を抑える
お口の中で細菌が増殖すると、むし歯などのトラブルの原因となる歯垢が生成されます。唾液には、お口の中の細菌などを洗い流す自浄作用があります。しかし、就寝中は唾液の分泌が少なくなるので、その作用が低下しむし歯の原因となるミュータンス菌などが増殖してしまいます。そのため、就寝前には、殺菌剤配合のデンタルリンスを使用することで、殺菌成分がすみずみまで行き渡るので、細菌の増殖を抑えることができます。
歯とお口の健康を守るために↓
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