スズメバチの巣の駆除及び相談について
更新日:2018年04月01日
※土曜、日曜、祝日は業者が休みのため相談を含む一切の対応を行っておりません。ご相談のある方は平日にお問い合わせください。
※ハチが土や木の中から出てくる場合を除き、ハチの巣が確認できず、市が巣の特徴をお伺いすることができない場合について、市はスズメバチの巣があるかどうかの現地調査を行っておりません。民間のハチ駆除業者に依頼し、調査を行うようお願いいたします。なお、土や木の中からハチが出てくる場合、オオスズメバチの可能性がありますので、ご相談ください。
川口市ではスズメバチの巣のみ駆除しています
スズメバチは、攻撃的で危険性が高いため、市民(個人)が自宅として所有する物件に巣ができた場合は、市が駆除します。
スズメバチの巣がご自宅にできている場合は、保健所生活衛生課生活衛生係までご相談ください。
駆除の対象
スズメバチ (ハチ目スズメバチ科スズメバチ亜科スズメバチ属のみ) |
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オオスズメバチ | キイロスズメバチ |
モンスズメバチ | コガタスズメバチ |
チャイロスズメバチ | ヒメスズメバチ |
ツマグロスズメバチ | ツマアカスズメバチ |
なお、団地、アパート、マンションなどの賃貸物件や、事業所等の場合は、それぞれの管理者にて専門業者に駆除依頼していただくなど、自己処理をお願いします。
また、上記のスズメバチ以外の巣(アシナガバチ等)で駆除が必要な場合は、所有者等が専門業者に駆除依頼していただくなど、自己処理をお願いします。
名称 | 埼玉県ペストコントロール協会 |
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所在地 | 〒338-0812 埼玉県さいたま市桜区神田609 |
電話 | 048-854-2890 |
ファックス | 048-854-4846 |
(注意)埼玉県ペストコントロール協会は有害生物の制御等に実績のある事業所が加盟しています。
各種相談に応じる「害虫相談所」が設けられており、電話での相談が可能です。
ハチは「刺す」というイメージから敬遠されますが、花の受粉をしたり草木の害虫を食べてくれたりする益虫でもあります。人の害にならないような場所にある場合やハチの種類によっては、そのまま放置しておくことも可能です。
スズメバチの巣の駆除の流れ
1 保健所生活衛生課生活衛生係へ連絡
ハチの巣ができたご自宅の所有者等は下の内容を確認してから、保健所生活衛生課生活衛生係へ連絡してください。
ハチは種類ごとに巣の形に特徴が現れますので、巣の形、大きさ、色等を伺うことで、ハチの種類を絞り込めます。
連絡先
- 保健所生活衛生課生活衛生係
確認すること | 回答例 |
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巣の形は? | 球状・とっくり型・お椀を伏せた形 |
巣の大きさは? | 直径10センチメートル位・バレーボール位 |
巣の色や模様は? | 茶色のマーブル模様・縞模様 |
巣のできている場所は? | 2階ベランダ・生垣の中 |
巣のある場所までの高さは? | 地上2メートル位・腰の高さ位 |
飛んでいる蜂の様子は? | 1匹だけ巣から出入りしている・数匹巣に群がっている |
2 現場確認について
1の聞き取りにより、スズメバチの巣である可能性が高いときは、市の委託業者等が現場に伺い巣の確認を行います。
確認の前に、市の委託業者等がスズメバチの巣ができたお宅の所有者等に電話連絡をしますので、現場確認の日時を決めてください。
なお、所有者等は現場確認の際、必ず立ち会いをお願いします。
3 駆除について
2の現場確認によりスズメバチの巣であると判断したときは、その場で駆除します。
ただし、大きな巣、土の中で巣が見えないなどの安全に駆除ができないときは、日を改めることがありますのでご了承ください。
なお、現場確認によりスズメバチ以外の巣であると判明したときは、所有者等が自身の負担で専門業者に駆除を依頼するなど自己処理をお願いします。
4 費用について
原則、駆除費用はかかりません。
しかし、屋根裏や壁の中等に巣ができていて建物を壊す必要が生じる特別な作業に係る費用等は、所有者等の負担で行って頂きます。
なお、費用発生が見込まれるときは、あらかじめ説明し、承諾を頂いてから作業します。
5 駆除までの日数について
依頼日より、3〜4日中(土曜日、日曜日、祝日を除く)には駆除できるよう対処していますが、駆除依頼の多くなる8月から9月頃はお待たせする場合がありますのでご了承ください。
6 駆除をしない選択もあります
スズメバチの巣がすべて危険で駆除の必要があるわけではありません。
巣のある場所が高所(10メートル前後)、人が立ち入る事がないような場所、発見した時期が活動の終期(10月以降)等の理由により危険性が低いと思われるときは、駆除はせず、そのまま様子をみていただく場合もあります。
スズメバチの活動期間
スズメバチの巣の利用は1年限りで再利用されることはないので、冬期にスズメバチの巣を見つけても、心配する必要はありません。働きバチと雄バチは冬を越せません。
ハチの種類がわからないとき
巣の形状で判断します。ハチの巣の形・特徴を参考にしてください。
それでも、判断がつきにくいときは、保健所生活衛生課生活衛生係にご相談ください。
ハチの対処方法について
ハチが家の中、車の中に入ってきたら
ハチは普通、好んで家や車の中に入る事はありませんがエサなどを探しているうちに誤って入ってきてしまうことがあります。ハチは明るい方へ向かう習性がありますので、明るい方角の窓を開けて静かにハチが出て行くのを待ちましょう。ハチもあわてていますので、追い回したり払ったりすると、逆に攻撃してくることがあります。
ハチの巣を自分で駆除するには
ハチの活動が活発でない早朝もしくは夕方に、市販されているハチ専用のスプレー(離れたところから噴霧できるもの)を巣に向かって噴霧します。(注意:風向きに注意して下さい。)蜂は黒いものやヒラヒラしたものを集中的に襲いますので、服装は白を基調とした露出の少ないものを着用し、目はメガネ等をかけ、頭は白いタオルや帽子などをかぶって防御します。スプレー後、ハチが動かなくなったのを確認して、棒などで巣を落とし、ゴミ袋等に入れて一般ゴミとして処理します。薬剤のかかったハチは体がくの字になります。
巣作りの初期段階、働き蜂が数匹程度の状態であれば比較的容易に駆除できますが、働きハチが多数いる巣や駆除に不安がある場合は、専門業者に駆除依頼したほうが良いでしょう。
市内にできるハチの巣の多くはアシナガバチの巣です。
アシナガバチは、巣を刺激しなければ積極的に人を刺すことはまずありません。
むやみに駆除はせず、どうしても生活に支障がある場所(出入口や通路等)にできた巣のみ駆除するようにしましょう。
ハチの巣をうっかり刺激してしまったら
(1)静かにその場を去る
スズメバチが「カチカチ」という音を立てながら、まとわりついてきたら「巣に近づくな!」という警告です。
(2)手を振り回したり走り回ると逆効果です
パニック状態になって騒ぐと、巣の中にいたハチまで外に出てきて襲ってきます。
ある程度巣から離れると襲うのを止めるので、速やかに、そして静かにその場所を去りましょう。
(3)頭を低くして巣から遠ざかりましょう
黒いものやヒラヒラしたものを集中的に襲います。ハチの視力は3メートル程度しか見えません。(大きく動くものに対しては+2メートル)頭を低くし、動きを小さくして巣から離れましょう。
ハチに刺されてしまったら
(1)すぐに傷口から毒をしぼり出し水で洗い流す
ハチの毒は水に溶ける性質があります。目に入ったときも水で十分に洗い流しましょう。
傷口は冷水や氷でしっかり冷やします。ハチの毒を口で吸い出すのはやめましょう!
(2)薬を使用する
ステロイド軟膏や抗ヒスタミン軟膏を塗ります。
(3)病院へ行く
気分が悪くなったり、以前ハチに刺されたことがある人は、すぐに病院にて診察を受けてください。
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川口市保健所 生活衛生課 生活衛生係
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電 話:048-229-3913(生活衛生係直通)
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ファックス:048-281-5765
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