クビアカツヤカミキリ(特定外来生物)
更新日:2025年09月05日

クビアカツヤカミキリ
特徴
中国および朝鮮半島原産のカミキリムシで、川口市では令和6年に初確認された特定外来生物です。体長は2.5~4センチメートル程度で、全体的に光沢のある黒色に、名前どおりの赤い首(胸部)が特徴です。幼虫は2~3年かけて樹木内部で成長し、6月~8月頃に成虫となって樹木の外に現れます。主にサクラ、ウメ、モモ等のバラ科の樹木を食害し、樹木への加害により枯死が進行すると、やがて落枝、倒木等による人的被害が発生する恐れがあります。
フラスについて
クビアカツヤカミキリの幼虫が侵入した樹木からは、フラスと呼ばれる木くずと糞が固まったものが排出され、食害の目印となります。形状は棒状(かりんとう状)で排出されたフラスが樹木の根本や枝分かれした幹の上に堆積します。
フラスが根元に堆積した桜
クビアカツヤカミキリのフラス
クビアカツヤカミキリを見つけた場合は
特定外来生物に指定されているため、生きたまま運搬することは禁止されています。成虫を発見、またはフラスが排出されている樹木を発見した場合は可能な範囲で写真等の記録をとり、自然保護対策課(048-229-6735)にご連絡ください。また、成虫を発見した場合は、ほかの地域への飛散を防ぐため、踏みつぶすなどしてその場で捕殺してください。
- お問い合わせ
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自然保護対策課
所在地:〒332-0001川口市朝日4-21-33 (朝日環境センター・リサイクルプラザ棟3階)
電話:048-229-6735(直通)
電話受付時間:8時30分~17時15分 (土曜日、日曜日、祝日、休日、年末年始を除く)
ファックス:048-224-5304