未来技術社会実装事業について

更新日:2023年06月12日

未来技術社会実装事業とは

 内閣府では、AI・IoT、自動運転、準天頂衛星、5Gなどの未来技術や戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)等の最新の成果等を活用した地方創生に関する提案を地方公共団体から募集し、優れた取り組みについて、「未来技術社会実装事業」として選定し、関係府省庁が総合的に支援しています。
 本市は、市内の交通アクセスの改善によるSKIPシティ周辺地域の活性化を見据え、教育との連携や実証実験等を通じて地域活性化と公共交通の利便性を図り、「住み続けたいまち」の実現を目指すものとして、平成30年8月に全国14事業のうちの一つに選定されました。
 本市では、自動運転バスや自動運転パーソナルモビリティによる地域交通アクセスの改善や市立高等学校等との連携による将来の人材育成、自動運転バス走行による関係人口の増加による地域振興を目標としました。

令和2年度事業内容

自動運転パーソナルモビリティの実証走行を実施しました

自宅からバス停間等の、いわゆるラストワンマイルの移動を担う新たな手段として、自動運転パーソナルモビリティの乗車体験を行いました。 
令和2年11月2日(月曜日)・3日(火曜日・祝日)・6日(金曜日)・7日(土曜日)に川口市立グリーンセンターにて、令和3年2月2日(火曜日)から25日(木曜日)までSKIPシティにて、自動運転パーソナルモビリティの実証走行を実施しました。
 自動運転パーソナルモビリティについては、日本工業大学 先進工学部 鈴木宏典教授にご協力いただき実施しました。

【令和元年度からの変更点】
・自動走行性能の強化
・アプリの操作によりパーソナルモビリティの呼出・返却が可能に
・信号機付き横断歩道を想定した仮想信号機との連動

グリーンセンターでのパーソナルモビリティの試乗1
グリーンセンターでのパーソナルモビリティの試乗2
グリーンセンターでのパーソナルモビリティの試乗3
グリーンセンターでのパーソナルモビリティの試乗4

川口市立高等学校における講演等を実施しました

 令和2年11月27日(金曜日)に川口市立高等学校理数科1・2年生を対象に、「パーソナルモビリティの自動運転に求められる技術」についての講演を行いました(講演者:日本工業大学先進工学部  鈴木宏典教授)。
 また、令和3年1月28日(木曜日)から29日(金曜日)まで、理数科1年生が自動運転バス、自動運転パーソナルモビリティ及び科学館特別展示に参加しました。

川口市立高等学校での講義
川口市立高等学校でのパーソナルモビリティの試乗
川口市立高等学校の生徒の自動運転バスの試乗
川口市立高等学校の生徒のパーソナルモビリティのの試乗

自動運転バスの実証走行を実施しました

 令和3年2月2日(火曜日)から25日(木曜日)まで鳩ヶ谷駅・SKIPシティ間で自動運転バスの実証走行を実施しました。
 【令和元年度からの変更点】
・全箇所の信号機との協調や交差点センサー等による自動走行性能の強化
・乗車予約システムの実装
・MaaS(埼玉高速鉄道-自動運転バス-自動運転パーソナルモビリティ-科学館)の体験

自動運転バス実証走行の全体像
自動運転バスの実証走行の全体像2
自動運転バスの外観
自動運転バスの走行の様子
自動運転バス車内
運行状況の監視

詳しくはR2年度事業概要をご覧ください。

川口市立科学館で特別展示を実施しました

 令和3年1月23日(土曜日)から2月28日(日曜日)まで、川口市立科学館で自動運転に関するパネルや動画、VR映像等の特別展示を実施しました。

川口市立科学館の展示1
川口市立科学館の展示2
川口市立科学館の展示3
川口市立科学館の展示4

(各事業において、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、消毒、検温、一般募集の見送り等の対策を実施)

令和元年度事業内容

川口市立高等学校における講演等を実施しました

 令和元年9月26日(木曜日)に川口市立高等学校2年生を対象に、「自動運転の未来」についての講演を行いました(講演者:SBドライブ株式会社代表取締役社長兼CEO佐治友基氏)。
 生徒からは、「大型バスや連節バスの自動運転は実現できるのか?」といった質問がされました(「技術的にはできているが、車両の強度の関係上、小型のバスに比べて自動運転の制御技術が複雑」とのことです)。

講演の様子

 令和2年1月10日(金曜日)に川口市立高等学校理数科の1、2年生を対象に、「自動運転バスの仕組み、海外事例」についての講義を行いました(講師:SBドライブ株式会社代表取締役社長兼CEO佐治友基氏)。
 また、自動運転バス車両(ARMA)の試乗体験会を実施しました。

試乗体験会の様子

自動運転バス等の実証走行を実施しました

 令和2年2月25日(火曜日)から28日(金曜日)まで、関係者を対象とした自動運転バス等の実証走行を実施しました。
【実施概要】
・自動運転バス(Lv3相当)の実証走行(SKIPシティ・鳩ヶ谷駅間)
・パーソナルモビリティ(PM)の乗車体験及び自動走行実験(SKIPシティ敷地内)

 

右から国際興業株式会社 南代表取締役社長、奥ノ木市長、日本工業大学 辻村先進工学部長

右から国際興業株式会社 南代表取締役社長、奥ノ木市長、日本工業大学 辻村先進工学部長

パーソナルモビリティ(PM)

パーソナルモビリティ(PM)

川口市立科学館で自動運転の仕組みが学べる企画展示を実施しました

 3月22日(日曜日)まで、川口市立科学館で自動運転の技術を紹介するシミュレーターやパーソナルモビリティ(PM)を展示しています。
 【新型コロナウィルス感染拡大予防のための臨時休館(3月31日(火曜日)まで)により、残念ながら当展示は終了となりました】

展示の様子
お問い合わせ

都市交通対策室
所在地:川口市三ツ和1-14-3(鳩ヶ谷庁舎5階)
(郵送先:〒332-8601 川口市青木2-1-1)
電話:048-242-6350(直通)
電話受付時間:8時30分~17時15分(土曜日、日曜日、祝日、休日、年末年始を除く)
ファックス:048-285-2003

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