小中学校施設の耐震化完了について

 小中学校施設は、児童・生徒等が一日の大半を過ごす学校生活の場であるとともに、地域の避難所にも位置づけられていることから、子どもたち等の安全を守る施設として、耐震化を最優先施策に位置づけ、取り組んでまいりました。

 川口市教育委員会では、昭和56年以前の旧耐震基準で設計された建築物で、2階以上の階を有し、または、延床面積が200平方メートル超の非木造建物、78校（小学校52校、中学校26校）229棟の耐震化を進めました。

 このたび、平成28年度末をもって、全ての小中学校施設の耐震化が完了しましたのでお知らせいたします。

100%

幸町小学校、前川小学校、安行中学校、幸並中学校建替工事が完了

 平成7年に施行された「建築物の耐震改修の促進に関する法律（耐震改修促進法）」に基づき、昭和56年以前の旧耐震基準で設計された建築物の耐震補強工事等を進めました。

 耐震性能は、耐震性が確保されている建築物のIS値0.6を、1.25倍（重要度係数）した0.75を目標に整備しました。

(重要度係数：大地震時、建築物に求められる耐震性能を建築物の用途による重要度に合わせ、割増すための係数)