ヒートショックを予防しましょう
更新日:2023年11月01日
ヒートショックとは
ヒートショックとは、急激な温度変化によって血圧が大きく変動することをきっかけにして起こる健康被害のことです。
失神や不整脈を生じ、突然死を引き起こすこともあります。特に高齢者は、血圧変化をきたしやすく体温を維持する生理機能が低下しているため注意が必要です。
特に入浴時の温度管理に注意!!
入浴時のヒートショックを防ぐ6つのポイント
1 入浴前に脱衣所や浴槽を暖める
脱衣所や浴室は、あらかじめ暖房器具で暖めておくといいでしょう。シャワーでお湯はりすることも効果的です。
2 湯船の温度は41度以下、つかる時間は10分までを目安にする
湯につかる時間は10分までを目安にし、長時間の入浴は避けましょう
3 浴槽から急に立ち上がらないようにする
急に立ち上がると、脳が貧血状態になり一過性の意識障害を起こしてしまいます。
浴槽内で倒れて溺れてしまう可能性があるので、手すりや浴槽のへりを使って、ゆっくり浴槽から出るようにしましょ。
4 食事直後・飲酒時の入浴は控える
食後1時間以内または飲酒時は、血圧が下がりやすいため入浴を控えましょ
5 精神安定剤・睡眠薬などを服用後の入浴は危険なのでしない
精神安定剤・睡眠薬などを服用後の入浴は大変危険です。注意しましょう。
6 周囲の人にひと声かけてから入浴する
入浴中に体調が悪化してしまった場合、周囲の人に早期発見してもらうことが、大切です。
そのためにも、周囲の人にひと声かけてから入浴するようにしましょう。
万が一、事故が起こってしまったら・・・・
浴槽内でぐったりしていたり、溺れていたら、意識の確認をしましょう。
意識がなければ、すぐに浴槽から引き揚げ、救急車を呼びます。
普段とおりの呼吸がなければ心肺蘇生を行い、救急車の到着を待ちます。
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