風しんについて

更新日:2022年05月16日

明らかに風しんにかかったことがある、風しんの予防接種を受けたことがある又は風しんに対する抗体が陽性であると確認ができているかたを除き、任意で風しんの予防接種を受けることについてご検討ください

特に20代後半から50 代の男性においては、風しんの抗体価が低い方が存在していることが分かっていますのでご注意ください。

風しんとは

風しんウイルスによって起こる急性熱性発疹性疾患です。

風しんに対する免疫が不十分な妊娠20週頃までの女性が風しんウイルスに感染すると、赤ちゃんの目や耳、心臓などに障害が残る可能性があります(先天性風しん症候群)。

どのような症状が出るの?

潜伏期間は通常2週間から3週間で、発熱や発疹(小紅斑や紅色丘疹)、リンパ節の腫れ(全身、特に頚部、後頭部、耳介後部)などの症状が現れます。脳炎、血小板減少性紫斑病を合併することがあります。

どのように感染するの?

上気道(鼻やのど)の粘膜により排出される風しんウイルスが飛沫(咳やくしゃみ、会話等で発生するしぶき)を介して伝播します。

ウイルスの排泄期間は、発疹出現の前後7日間とされています。この期間は周囲のかたに感染する可能性があります。

妊娠中のかた、妊娠を希望されているかた、そのご家族へ

風しんに対する免疫が不十分な妊娠20週頃までの女性が風しんウイルスに感染すると、赤ちゃんの目や耳、心臓などに障害が残る可能性があります(先天性風しん症候群)。

風しんは予防できる病気ですが、妊娠中は予防接種ができません。そのため、特に流行地域においては、「妊娠中で抗体を持たない」または、「低い抗体価」のかたは、可能な限り人混みを避け、不要不急の外出を控えましょう。

また、妊娠中のかたの周りのかた(夫、子ども、同居の家族など)や妊娠希望者、妊娠する可能性の高いかたのうち、明らかに風しんにかかったことがある、風しんの予防接種を受けたことがある又は風しんに対する抗体が陽性であると確認ができているかたを除いたかたは、任意で風しんの予防接種を受けることについてご検討ください。

健康増進課では、「風しん抗体価検査(免疫がどれくらいあるか)」を実施しています。

詳しくは、健康増進課のページをご覧ください。

予防接種について

風しんの定期予防接種対象者(生後1歳から2歳未満及び5歳から7歳未満で小学校就学前の1年間)は、早めに確実に接種してください。

詳細は健康増進課「予防接種」のページをご覧ください。

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