風しん抗体検査が無料で受けられます

更新日：2023年04月01日

風しんは、風しんウイルスによっておこる急性の発疹性感染症です。
風しんウイルスの感染経路は、飛沫感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播します。症状は不顕性感染から、重篤な合併症併発まで幅広く、特に成人で発症した場合、高熱や発しんが長く続いたり、関節痛を認めるなど、小児より重症化することがあります。また、脳炎や血小板減少性紫斑病を合併するなど、決して軽視はできない疾患です。また、妊娠20週頃までの妊婦が風しんウイルスに感染すると、出生児が先天性風しん症候群を発症する可能性があります。

風しんの予防接種が必要かどうか調べるために、風しんの抗体検査を受けましょう。

対象者

川口市内に住民登録があるかたで次の（1）～（3）のいずれかに該当するかた

（1）妊娠を希望する18歳以上50歳未満の女性（現在、妊娠中のかたを除く。）

（2）（1）の配偶者（事実婚を含む）または「妊婦健診等の結果、抗体価が低い（HI法で16倍以下）と判明した妊婦」の配偶者

（3）（1）の同居家族または「抗体価が低い妊婦」の同居家族

※ただし、次のいずれかに該当するかたを除きます。

○ 過去に風しん抗体検査(※妊婦健診での検査も含む）を受けたことがあるかた

○ 風しんの予防接種歴があるかた

○ 風しんにかかったことがあるかた

※妊婦健診で風しん抗体検査を受けたかどうかは、母子健康手帳でご確認ください。

母子健康手帳に記録されている検査結果の見方などがわからない場合は、検査を

受けた医療機関にご相談ください。

なお、検査希望の男性が、昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までに生まれたかたである場合は、風しんの追加的対策の対象となりますので、風しんの追加的対策をご覧ください。

助成回数・費用

1回のみ無料

実施期間

令和6年4月1日～令和7年3月31日

実施場所

令和6年度風しん抗体検査実施医療機関一覧 (PDFファイル: 146.6KB)

検査の受け方

川口市内風しん抗体検査実施医療機関にご予約の上、住所を確認できるもの（健康保険証、マイナンバーカード等）を持参して検査を受けてください。

風しんの抗体価が低い妊婦の、配偶者及び同居家族のかたは、妊娠していることを確認するための母子健康手帳、抗体検査の結果が確認できるもの（風しん抗体検査結果通知書等）を持参してください。

抗体検査を受けた後は…

風しんの抗体価が低いことが判明したかたにつきましては、風しんに感染するおそれがあります。風しんの感染予防には予防接種が有効です。

川口市では平成31年1月より風しんの任意予防接種費用の一部助成を実施しておりますので、下記ホームページリンクをご参照ください。