いつ起きるかわからない自然災害に備えて備蓄をしましょう!

更新日:2024年01月31日

 

   近年、東日本大震災や能登半島地震などの震災や水害・暴風など様々な自然災害が発生しています。一度自然災害が発生すると、電気・ガス・水道等の途絶や食品等物流の渋滞などが発生する恐れがあります。この場合、給食業務に大きな影響を及ぼします。

   なお、大規模災害発生時には食料等の備蓄は「最低3日間~1週間分」必要と言われています。

  

ローリングストックを活用しましょう!

   自然災害に備えて食品の賞味期限を適切に管理することや、使用方法を平常時から確認しておくことが、いざというときにとても重要になります。これらを容易に保てる一つの方法として「ローリングストック」という備蓄方法を紹介します。

ローリングストックとは

   備蓄した食品を平常時の給食の材料として使用する方法。

   備蓄した食品を入れ替える際に破棄することなく、活用できる。また開封・調理・盛り付け等一連の調理手順を実際に経験することも有効となる。

ローリングストックのポイント

*備蓄食はなるべくすぐに取り出せる場所に保管する。

*賞味期限は約1年程度で十分 。1ヶ月に1回程度買い足し、賞味期限が近くなったものから 食べていく。日頃から非常食を食べることで、非常時でも安心して食べることができる。

*缶詰・乾麺・フリーズドライ食品・乾物など少ないライフラインで調理できるものがよい。

*調理器具や食器などは衛生的に使用できるものを用意する。 備蓄

 

また、各施設によって備蓄食は異なります。

(例) 児童福祉施設:水、液状ミルク、粉ミルク、哺乳瓶(又はそれにかわるもの)、

      離乳食、使い捨て食器等

               高齢者施設:水、嚥下食、嚥下調整剤(とろみ)、使い捨て食器等

 

    各施設の利用者によって備える非常食が異なると思いますが、できる限り利用者の食形態に合ったものを用意し、非常時に対応できるようにしましょう。

    アレルギーをお持ちの方への対応として代替食を常備することや、各施設において危機管理対策マニュアル等の作成・見直しを行うなどして、いつ起こるか分からない自然災害に備えましょう。

    また、備蓄をしておくのは食品だけに限らず、調理用の熱源やトレーなど食事を運ぶものなど、必要に応じて備えておきましょう。アルコールや手袋、ラップ等の衛生用品は、水が使えない場合に重宝しますので、多めに準備しておくことを心がけましょう。

※電気・ガス・水道が使用できない場合の検討も必要です。 備蓄

参考:内閣府防災情報、農林水産省

 

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