と畜場の衛生管理・指導について

更新日:2021年02月18日

通常の検査業務と同時に、食肉処理施設が衛生的に保たれているかという点と、各処理工程において食肉の衛生的な取扱いがされているかという点を、「川口市食品衛生監視指導計画」に基づき監視・指導しています。

衛生管理に係る検査

枝肉の汚染実態調査

各処理工程において、枝肉が衛生的に取り扱われているかを確認するため、定期的に枝肉を拭き取り、腸管出血性大腸菌(O157等)を中心とする細菌検査を実施しています。

検査で得られた結果は、関係業者を対象とした衛生講習会等の場で還元し、従業員の衛生意識の向上や施設衛生の維持管理を促します。

GFAP(グリア線維性酸性タンパク)拭き取り検査

BSE(牛海綿状脳症)の原因である異常なプリオンタンパク質は、牛の体内に入ると脳や脊髄等の神経組織に蓄積することがわかっています。

そのため、と畜場では牛の枝肉に神経組織による汚染がないことを確認するため、定期的に拭き取り検査を行い、 中枢神経系組織の細胞マーカーであるGFAPの残留量を測定しています。

食肉衛生月間の実施

食肉に起因する衛生上の危害の発生を防止することを目的に、毎年7月から8月を食肉衛生月間と定め、と畜場の衛生管理、獣畜及び食鳥の衛生的な処理並びに施設の改善を推進しています。

お問い合わせ

川口市保健所 食品衛生課 食肉衛生検査所
所在地:〒332-0004 川口市領家4-7-4
電 話:048-224-6995(直通)
電話受付時間:8時15分~17時00分(土曜日、日曜日、祝日、休日、年末年始を除く)
ファックス:048-222-0822

メールでのお問い合わせはこちら