食品ロスを減らそう!もったいないの気持ちを大切に
更新日:2024年04月05日
食品ロスについて
1.日本の食品ロスの現状

食品ロスとは、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品のことを指します。
日本では、年間およそ523万トンの食品ロスが発生していると推計されており、1人当たり、毎日お茶碗約一杯分(約114グラム)を捨てていることになります。
(出典:農林水産省・環境省「令和3年度推計」)
2.川口市の家庭からの食品ロスの現状について
日本では、食品ロスの約半分が家庭から出ています。
川口市の家庭では、一人一日当たり約78グラム(令和元年度推計)の食品ロスが発生しています。
3.食品ロス発生の3つの要因

1.食べ残し
家庭・外食・宴会などで食べきれずに廃棄される食品

2.直接廃棄
賞味期限切れなどで、手つかずのまま廃棄される食品

3.過剰除去
野菜の皮を厚くむき過ぎたり、肉の脂身の部分を過剰に取り除くことなどによって廃棄される食品
4.今日から実践!食品ロス削減【できることからはじめよう】
🍓賞味期限と消費期限を理解しよう!

賞味期限が過ぎていても、すぐに廃棄せず、におい、色、味などを確かめて判断しましょう。
🍓買い物で実践!

買い物前に必要なものをチェック!余計なものを買わないようにしましょう。

使い切れる分、必要な分を買いましょう!安いからといって必要以上の量を買ってしまうと食べきれずに食品ロスの原因になってしまうかもしれません。
「てまえどり」
「てまえどり」とは、賞味期限、消費期限が近い商品は、商品棚のてまえに並ぶことが多く、てまえにある商品(期限が近いもの)を積極的に選ぶ行動です。
期限が切れたものは廃棄されてしまうことが一般的です。
買ってからすぐに食べるものであれば、賞味期限、消費期限が近いものを選び、食品ロス削減に協力してみませんか。
🍓料理で実践!

余った食材や料理を使って新メニューにチャレンジ!
余った食材を使わずにそのまま捨ててしまうのではなく、いつもと違ったメニューに取り入れてみてはいかがでしょう。

食材にあった保存方法を!
小分けして必要な量だけを使えるようにしておいたり、きのこなど実は冷凍保存ができたりと、食材にあった方法で保存し、食材を捨てることなく料理しましょう。
資源循環課では食材を無駄なく使い切るエコクッキング教室を開催しています。
※エコクッキングを開催する時は広報かわぐち等でお知らせします。
🍓外食で実践!

無理なく食べきれる量を注文しよう!
外食した時に食品ロスを発生させない1番大切な取り組みです。

「食べきりタイム」
埼玉県、川口市では宴会終了15分前はお席に戻って、お料理をおいしくたべきる「食べきりタイム」を推奨しています。
宴会の幹事さんはせっかくのお料理が食品ロスとならないためにも、参加者のみなさまへ食べきりタイムを呼びかけてください。
※埼玉県では食べきりタイムも含め「食べきりSaiTaMa大作戦」という食品ロスを無くす取り組みを推奨しています。
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0507/tabekiri-saitama.html
(外部サイトへ)
また、埼玉県では食品ロス削減に取り組む事業者を彩の国エコぐるめ事業協力店として登録する事業を行っています。川口市内のお店の登録もありますよ。
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0507/eco-gourmet.html?mode=preview
(外部サイトへ)
「3010運動」
環境省などでは、宴会での3010運動を推奨しています。
3010運動とは
1.味わいタイム:乾杯後30分は、できたての料理を楽しむ
2.楽しみタイム:料理を食べることも忘れず、全員でトークを楽しむ
3.食べきりタイム:お開き前の10分は、もう一度料理を楽しむ
幹事さんはぜひ積極的に「食べきり」を呼びかけていただき、参加者みなさまで楽しく食品ロス削減にご協力ください。
🍓飲み物も食品ですI
食品ロスといえば食べ残したお料理、期限が切れてしまった食材等が挙げられますが、飲み物も食品ですので、飲み残したものは食品ロスとなってしまいます。
無理なく、無駄なく飲み切ることのできる飲み物を選択して、食品ロスを減らしましょう。
また、飲み残した飲料等が入ったままペットボトル等の飲料容器を捨ててしまうと、リサイクルを難しくしてしまったり、リサイクルできないものとして排除されてしまいます。
中身が入ったものを取り除く手間が増えてしまったり、中身が飛び散り周りの飲料容器を汚してリサイクルを難しくしてしまう恐れがあります。 中身が入ったままの飲料容器をお捨てになることはお控えください。
🍓フードドライブへ参加!
フードドライブとは自分で食べきれない食品を必要とするひとへ渡す活動です。
社会福祉協議会やフードバンク団体などを窓口として、集めた食品が必要とするひとや団体へ寄付されます。
賞味期限に余裕はあるけれど、自分では食べきれずに捨ててしまうかもしれないといった時はフードドライブに参加してはいかがでしょう。
5.食品ロス削減啓発パンフレット(川口市資源循環課 令和3年3月発行)
食品ロス削減啓発パンフレット(表面) (PDFファイル: 668.2KB)
食品ロス削減啓発パンフレット(裏面) (PDFファイル: 1.4MB)

6.食品ロス削減月間
令和元年10月1日に施行された「食品ロスの削減の推進に関する法律」(略称 食品ロス削減推進法)第9条において、10月は「食品ロス削減月間」、10月30日は「食品ロス削減の日」と定められています。
川口市でも広報等を用いて食品ロス削減の周知に取り組んでいます。
- お問い合わせ
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資源循環課
所在地:〒332-0001川口市朝日4-21-33(朝日環境センター・リサイクルプラザ棟2階)
電話:048-228-5370(直通)
電話受付時間:8時30分~17時15分(土曜日、日曜日、祝日、休日、年末年始を除く)
ファックス:048-228-5322
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