新生児聴覚スクリーニング検査の助成について

更新日:2025年04月01日

川口市では、新生児聴覚スクリーニング検査にかかる費用の一部助成をしています。

新生児聴覚スクリーニング検査について

新生児聴覚スクリーニング検査は、生まれてまもない赤ちゃんに行う「耳のきこえ」の検査です。
この検査は、赤ちゃんが眠っている間に小さな音を聞かせてその反応を測定します。検査は数分から10分程度で安全に行うことができ、赤ちゃんに痛みや検査による副作用はありません。

検査を受けた方が良いのですか?

「聞こえにくさ」は目に見えないので気づかれにくく、赤ちゃんの様子だけから判断することは困難ですが、1,000人に1~2人の赤ちゃんが生まれつきの聞こえにくさがあると言われています。
検査で早めに耳の聞こえにくさに気づき、適切な治療や支援を受けることで、赤ちゃんのことばの発達と心の成長に大きな効果が期待できますので、新生児聴覚スクリーニング検査を必ず受けましょう。

助成の対象となるかた

検査実施日に、検査を受けた新生児の保護者が川口市民のかた(川口市に住民登録のあるかた)

新生児聴覚スクリーニング検査の内容と助成上限額

原則、生後1か月までに受けた検査が助成対象になります。

ただし、検査を実施していない医療機関で出生した場合や、未熟児など特別な配慮が必要な児については、医師の判断により生後6か月に達する日まで有効です。

  • 自動ABR検査(自動聴性脳幹反応検査)・・・ 助成上限額 5,000円
  • OAE検査(耳音響放射検査) ・・・助成上限額 3,000円

費用の助成

上記検査のうちいずれか1回(初回検査)

  • 助成券の内容は、年度により変更となる場合があります。
  • 保険診療外の新生児聴覚スクリーニング検査が対象です。
  • 助成券を提出して受診した場合、健診でかかった費用から助成券に記載されている金額が差し引かれます。(差額は自己負担になります。)
  • 助成券に記載のない健診を行った場合は、助成の対象外のため自己負担になります。
  • 新生児聴覚スクリーニング検査費用が産後入院費に含まれていて出産一時金でまかなえている場合、助成することができません。助成の対象となるかわからない場合は、入院費の領収書等をご持参いただき、健康増進課にご相談ください。

助成券の使用について

  • 新生児聴覚スクリーニング検査助成券は、母子健康手帳交付時にお渡しした「母子健康手帳別冊」にあります。多胎妊娠(ふたごやみつごなど多数の赤ちゃんを妊娠)のかたは、こども家庭センター(地域保健センター、地域保健センター鳩ヶ谷分室及び各保健ステーション)で新生児聴覚スクリーニング検査助成券を追加交付できます。助成券は、交付を受けたご本人のみ、委託契約をしている医療機関及び助産所でご使用いただけます。(他人に譲渡することはできません。)
    委託契約医療機関及び助産所はこちら(新しいウィンドウで開きます)
  • 助成券の太枠内に、「住所(住民登録地)・氏名等」をご記入の上、委託医療機関等の窓口へご提出ください。
  • 委託契約をしていない国内の医療機関及び助産所で検査をする場合、助成券の使用はできませんが、費用の一部を助成していますので、下記ページをご参照ください。
    償還払い申請についてはこちら(新しいウィンドウで開きます)
  • 検査を実施していない医療機関で出生し、検査を希望する場合は、埼玉県のホームページ「あなたの赤ちゃんは音に反応しますか? (新生児聴覚スクリーニング検査)」に受け入れ可能な医療機関が掲載されておりますのでご参照ください。

新生児聴覚スクリーニング検査後に聞こえがご心配なかたへ

その他

  • 転入されたかたは、転入日以降の健診については、川口市発行の助成券をご使用ください。助成券は、こども家庭センター(地域保健センター、地域保健センター鳩ヶ谷分室及び各保健ステーション)に来所予約し交付を受けてください。
  • 助成券を万が一紛失してしまった場合は、健康増進課にお問合わせください。
  • 転出する方は転出日以降の健診については、川口市の助成券は使用できません。転出先の自治体にお問い合わせください。
お問い合わせ

川口市保健所健康増進課
所在地:〒332-0026川口市南町1-9-20
電話:048-256-1135(ファックス:048-256-2023)
電話受付時間:8時30分~17時15分(土曜日、日曜日、祝日、休日、年末年始を除く)

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