市民向け情報
更新日:2026年10月30日
お知らせ
安心して受診できる医療のかかり方~確認メモを活用しましょう~
医療機関を受診する際、「医師から説明を聞いたけれど、よくわからなかった」「言いたいことをうまく伝えられなかった」「聞きたいことを聞きそびれてしまった」と感じることはありませんか。安心して医療を受けるためには、患者と医療者が情報を伝え合い、話し合うことが大切です。診察時間には限りがありますので、伝え忘れや聞き忘れがないよう、受診前に要点を書き留めたメモを持参しましょう。
このページでは、「受診前」「受診中」「受診後」に分けて、大切なポイントをご紹介します。
医療を受けるときに心がけたいポイントをまとめた「医者にかかる10箇条」も参考にしてください。
【内部リンク:医者にかかる10箇条】
1.受診前:自分に合った受診先を探し、医師へ伝えたいこと聞きたいことを整理する
医療機関を探すなら医療情報ネット(ナビイ)【川口市:医療機関を探す・調べる】
(1)医師へ伝えることを整理する
患者の声は、診断において欠かせない大切な情報です。受診前に、医師に伝える内容を整理しておきましょう。
ア いちばん困っている症状(主訴)
・いつから 例)〇月〇日の朝・昼・夕方・夜中・深夜~
・どこが 例)左わき腹・上の前歯など、指で指し示すと伝わりやすい
・どのように 例)チクチク、ズキズキ、重い感じなど具体的に感じた表現で伝える
・どのくらい 例)10段階で評価(細かく1目盛りの変化を大事に意識して伝える)
0は症状なし、1~3軽度、4~6は中度、7~9は高度、
10は最大(今までに感じたことがない、耐えられないような症状)
例)生活で困っていることを伝る
一人で歩けない、水分がとれない、横になれないなど
・どんな時に変化する 例)動くと悪化、薬で楽になる、噛むと歯がうく感じなど
イ 主訴以外の症状 例)発熱○○度、軽い吐き気、下痢、頭痛、だるいなど
ウ 治療中の病気やけが、これまでの入院や手術歴(既往歴)
・他の医療機関に通院中の場合(医療機関名、いつから、診断名、治療内容等)
・処方されている薬がある場合(薬品名、用量、医療機関名、内服状況等)
・過去に入院や手術を要する病気等にかかったことがある場合(病名、時期、医療機関名、治療内容等)
・過去に薬で起きた副作用やアレルギーを起こしたことがある食品や薬がある場合(原因となったもの、症状等)
※ お薬手帳を持参しましょう。手帳はひとつにまとめ、自分で買って飲んだ薬も記入するようにしましょう。
※ 他に内服しているサプリメントなどがある場合は、説明書を持参しましょう。
エ 普段の様子・健康診査の結果・家族の病歴など
・平熱、血圧(起床時、就寝前、日中など)
・過去の健康診断等の結果があれば持参。またはマイナ保険証で情報提供。
・家族の病気(例、糖尿病、脳卒中)
・(女性のみ)現在、妊娠中又は授乳中であるか 妊娠週数など
オ 自分の希望や大切にしたいことなど
例)保険診療で治療したい。入院はしたくない。自宅の近くで治療したいなど。
(2)聞きたいことを整理する。
いちばん確認したいことを、メモのいちばん上に書いておき、最初に聞くのもよいでしょう。
・診断名
・病気の進行度(どのような段階にあるのか)
・治療のスケジュール(どのような検査や治療をどのくらいの期間行うのか)
※検査や治療方法が複数ある場合は、それぞれのメリット・デメリットについて
・生活への影響(仕事・食事・運動などの制限はあるか)
・今後の経過(治療によってどのように変化するか)
(3)整理した内容をまとめる(確認メモの活用)
医師へ伝えること聞きたいことを整理したら、内容をメモなどでまとめてみましょう。「確認メモ」をご利用ください。全て記入する必要はありません。必要なところだけ記入し、医療者に見せることもできます。
【PDF:確認メモ(PDFファイル:109.3KB)】コピーして使えるメモです。紙でもスマホのメモでもかまいません。
【厚生労働省「上手な医療のかかり方」(外部サイト)】
※急に症状が悪くなったときなどは、準備よりも受診や相談を優先してください。
(4)受診時に持参するもの
ア. マイナ保険証または資格確認書
イ. お薬手帳
ウ. 診察券・予約券
エ.「確認メモ」と筆記用具
オ. 現金やクレジットカードなど医療費の支払い
カ. 各種公費受給者証または医療券など(該当者のみ)
キ. 疾患別の療養・管理手帳など(例、血圧手帳、JADEO連携手帳、母子健康手帳)
ク. 転院や紹介の場合、紹介状や診療情報提供書、画像、検査データなどの書類
ケ. 予防接種や健診(検診)を受診する場合は問診票等
コ. マスク(必要なかた)など
2 .受診中:伝える・聞く・話し合う
(1)質問は、いつでも何度でも
・診察室や医師の前では緊張してしまい、言いたいことを言いそびれたり、聞きたいことを聞きそびれたりすることがあります。分からないことや不安なことは、納得がいくまで質問しましょう。
・些細なことでも質問することで、医師とのコミュニケーションが取れて信頼関係が深まることもあります。
(2)質問は、まとめて簡潔に
・診察や医師からの説明は、時間に限りがあります。
・ご自身の心と身体に起こっていることを、的確に伝えましょう。うまく話せないときは、事前に記入した「確認メモ」を医療者に見せてもかまいません。
・いちばん聞きたいことは、いちばん最初に聞くことをお勧めします。
・大切な説明はメモしておくと、受診後の確認にも役立ちます。「確認メモ」は、説明を書き留めたり、医療者に図を書いてもらったりするためにも使えます。
・重要な説明を聞くときは、複数で聞くこともよいでしょう。
(3)費用や契約についても確認する。
自由診療や高額な治療などでは、費用や支払方法、使える制度、追加費用の有無なども確認しましょう。契約書や同意書がある場合は内容を確認し、解約や返金の条件など、わからないことは契約前に確認しましょう。医師に聞きにくい場合は、受付や相談窓口などの医療スタッフに確認しましょう。
(4)自分の希望を伝え、話し合う。
治療方法などに選択肢があるときは、それぞれの効果やリスクについて説明を聞き、自分の希望や大切にしたいことを伝えながら、医療者と一緒に考えましょう。
例、薬は粉薬より錠剤がよい。検査や転院で他の医療機関を受診する場合は、市内で探したい。仕事や趣味を続けたい。家族と相談して決めたいなど。
3.受診後:振り返り、次の受診につなげる
(1) 説明を振り返り、受診の記録を残す。
医師や薬剤師等医療従事者から説明された内容を振り返りましょう。治療や薬による、体調の変化などを記録しておくと、次回の受診や、ほかの医療機関を受診するときにも役立ちます。「確認メモ」も、必要に応じて検査結果やお薬手帳、医療機関から渡された説明書などと一緒に保管しておきましょう。契約書や同意書を受け取った場合も、必要なときに確認できるよう保管しておきましょう。
(2) 治療後の変化を伝える。
次の受診では「よくなった」「変わらない」「悪くなった」「新しい症状が出た」など、症状の変化を医療者に伝えましょう。
特に薬の副作用など気になる時は、医師や薬剤師に相談してください。
急に症状が悪くなったときは、次の受診を待たず、医療機関などに相談してください。
(3) 疑問や不安が残るときは相談する。
まずは、受診している医療機関の主治医に確認しましょう。医師に聞きにくい場合は、看護師や薬剤師など他の専門職にも相談してみましょう。 医療機関によっては、「患者相談窓口」や「医療相談窓口」があり相談できますので活用しましょう。
※ お互いに安心して話せる環境を大切にしましょう。
患者と医療者がお互いを尊重し、安心して話せることが大切です。不安や納得できないことがあるときは、その気持ちを伝え、説明を求めたり、相談窓口を利用したりしましょう。
一方で、暴言・暴力、脅迫、性的な言動、不当な要求、SNSなどでの誹謗中傷は、医療者だけでなく、ほかの患者への医療提供にも影響することがあります。 お互いに「伝える・聞く・話し合う」ことを大切にしましょう。
※ 薬のことは薬局で薬剤師に相談できます。
薬剤師は、薬を安全に使うための専門家です。薬の正しい飲み方・使い方、飲み合わせ、副作用、市販薬やサプリメント、飲み忘れ、余った薬など、気になることは薬剤師にも相談しましょう。
複数の医療機関にかかっている場合、いつも利用する薬局や薬剤師を決めておくと、処方された薬や市販薬などをまとめて確認してもらえます。
医療機関とのやり取りで困っているときは、川口市保健所の「医療安全相談窓口」に相談できます。問題解決に向けた助言や情報提供を行います。ただし、医療機関との仲裁や、診断・治療の適否、過失の有無などを判断することはできません。
【川口市:医療安全相談窓口】
自由診療などの費用や契約、解約・返金などのトラブルは、川口市消費生活支援センターに相談できます。
【川口市:消費生活支援センター】
患者と医療者が情報を伝え合い、一緒に考えていくことが、安心して医療を受けることにつながります。
美容医療、施術を受ける前にもう一度確認を!!
美容医療を受けようと考えている方は、きちんと説明を受け理解したか、施術前に再チェックを!
説明を受けていなければ、医師に聞いてみましょう。
Check1 使用する薬がどのようなものか、自分でも説明できますか?
・自分でも説明できるくらいまで、医師の説明をしっかり聞いて理解しましょう。
Check2 効果だけでなく、リスクや副作用などについても知り、納得しましたか?
・「効果とリスクのバランス」について納得できていますか。
・当初期待したとおりの効果がない場合もあることを理解しておきましょう。
Check3 ほかの方法や選択肢の説明も受け、自分で選択しましたか?
・理解できるまで説明を聞き、あなた自身で選択しましょう。
・医師の勧める施術方法が雄一の方法とは限りません。
Check4 その美容医療は「今すぐ」必要? 最後にもう一度、確認しましょう。
・健康被害や契約トラブルに関する相談件数が急増しています。
・医療を受ける際は、虚偽広告や誇大広告に惑わされず、正確な情報を収集しましょう。
今すぐ必要ですか?もう一度、あなた自身の気持ちを確認してください。
確認してください!美容医療を受ける前にもう一度(チェックリスト)厚生労働省
その美容医療、ちょっと待って!(施術前に必ず知っておくべきトラブル事例)厚生労働省
あん摩マッサージ指圧、はり、きゅう、柔道整復の無資格者の施術にご注意を!!
あん摩マッサージ指圧、はり、きゅう及び柔道整復の営業を行うには、それぞれ、国家資格である「あん摩マッサージ指圧師免許」「はり師免許」「きゅう師免許」及び「柔道整復師免許」が必要です。
無資格者による施術は健康被害を起こす恐れがありますので、施術者が有資格者であることを確認してから施術を受けましょう。
また、これらの免許を持たない無資格者が、あん摩マッサージなどを業として行った場合、「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師等に関する法律(昭和22年法律第217号)」及び「柔道整復師法(昭和45年法律19号)」により処罰の対象となります。
柔道整復師による保険対象施術については、「骨折」、「脱臼」、「打撲」、「捻挫」など、外傷に限られています。「肩こり」、「腰痛」などの慢性疾患は保険対象となりませんので、ご注意ください。
施術者が免許を有しているか否かは、免許証または免許証の内容等を記載した書面(厚生労働大臣免許保有証等)の掲示などにより確認できます。

参考
【厚生労働省:知ってほしい国家資格の話(あはき師って何?・柔道整復師って何?)(外部サイト)】
【厚生労働省:あん摩マッサージ指圧師、はり師及びきゅう師と無資格者との判別について(外部サイト)】
あん摩マッサージ指圧、はり、きゅう、柔道整復についての広告ガイドラインが策定されました
利用者が安全で適切な施術所等を選択できることを目的として「あん摩業、マッサージ業、指圧業、はり業、きゅう業若しくは柔道整復業又はこれらの施術所に関して広告し得る事項等及び広告適正化のための指導等に関する指針(あはき・柔整広告ガイドライン)」が策定されました。
なお、ガイドラインには、これまで無資格者の行為による事故や不適切広告の情報等が多く寄せられてきたことを踏まえ、無資格者による広告の適切な在り方についても記載されています。
国家資格を有する施術者のいる店舗を選ぶ際の参考としてください。
【厚生労働省: あはき・柔整広告ガイドライン全文(外部サイト)】
【厚生労働省: あはき・柔整の広告ガイドラインについて(リーフレット)(外部サイト)】 
- お問い合わせ
-
川口市保健所 管理課医事薬事係
所在地:〒333-0842 川口市前川1-11-1(川口市保健所1階)
郵便物郵送先:〒332-8601 川口市青木2-1-1(川口市役所本庁舎)
電 話:048-266-5557(川口市保健所代表)
048-423-6614(医事薬事係直通)
ファックス:048-423-8852
電話受付時間:8時30分~17時15分(土曜日、日曜日、祝日、休日、年末年始を除く)


