子宮頸がんについて

更新日:2023年04月01日

子宮頸がんは、20~30歳代の若いかたにも多く発症する「がん」です

婦人科のがんで最も多い子宮がんには、子宮頸がんと子宮体がんがあり、
子宮頸がんは、子宮の入り口にできるがんです。
 
子宮頸がんは20~30歳代の若いかたも多く発症するがんです。
早期に発見すれば、比較的治療しやすく、簡単な手術で完治することもあり、
状態によっては妊娠や分娩も可能です。

子宮頸がんの症状は

初期の子宮頸がんは…普通は全く症状がありません。

特に症状がなくても、20歳を過ぎたら、検診を受けることが勧められています。

□月経中以外の出血や、性行為の際に出血する
□普段と違うおりものが増えた
□月経の量が増えた
□月経期間が長く続いてしまう

気になる症状がある場合は、
検診を待たずに、早めに受診することで早期発見につながります。

ヒトパピローマウイルス(HPV)とは??

子宮頸がんの発症には、その多くがヒトパピローマウイルス(HPV)
の感染が関連しているとされています。

HPVは、約80%の女性が生涯のうち一度は、感染するごくありふれたウイルスで、
性交渉で感染することがわかっています。
免疫の働きなどで、自然に治る人がほとんどです。

しかし、一部の人は持続感染し「前がん病変」となり、その一部ががんに進行します。

予防接種を受けることにより、防ぐことができるがんともいわれています。
 

子宮頸がん予防には、予防接種と検診が大切です

子宮頸がん予防には、2つの予防方法があります。

1.ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種

子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぐ予防接種です。HPVワクチンは、その種類や接種時の年齢により2回もしくは、3回の接種が必要です。また、平成9年度~平成18年度生まれの女性で、過去にHPVワクチンの接種を合計3回受けていないかたは、キャッチアップ接種として、令和7年3月31日までは公費(無料)で接種できます。

ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症定期予防接種について

 

2.20歳を過ぎたら子宮頸がん検診

HPVワクチンを接種していても、ワクチンで防げないHPVの感染もあるため、20歳を過ぎたら子宮頸がん検診を受けましょう。川口市では、20歳以上の女性のかたに、子宮頸がん検診を実施しています。

子宮頸がん検診

 

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