「がん」について知ろう

更新日:2023年04月28日

がんの現状

がんは、昭和56年から日本人の死因の第1位となり、現在も続いています。
日本人の2人に1人が「がん」にかかり、4人に1人が「がん」で亡くなっています。
「がん」は誰でも遭遇する可能性のある病気です。生活習慣や生活環境など見直す中で、
予防できる「がん」もあります。
日頃より、自分や、家族が「がん」になった時に備え、
がんについて正しい知識を身につけておきましょう。

がんについて

がんを未然に防ぐために

かかる人数が多い「がん」亡くなる人数が多い「がん」は…

かかる人数が多いのは…

男性  女性
1位前立腺がん 1位乳がん
2位胃がん 2位大腸がん
3位大腸がん 3位肺がん

がん情報サービス・がん登録・統計より抜粋


亡くなる人数が多いのは…

男性  女性
1位肺がん 1位大腸がん
2位胃がん 2位肺がん
3位大腸がん 3位すい臓がん

がん情報サービス・がん登録・統計より抜粋


男性は肺がん、女性は大腸がんが死因の第1位です。
がんは、早期発見・早期治療することで、命をなくすことを防ぐことができます。
ぜひ、ご自身やご家族でがん検診を受けましょう。

がん検診について

がん検診は、任意型・対策型の検診があります。

任意型検診は、個人が自分の死亡リスクを下げる目的に受けるものです(人間ドック)。

対策型検診は、国を挙げて科学的な方法によって死亡率を減少させる目的として検診を行っています。
国が推奨するがん検診は次の5種類です。

胃がん検診・肺がん検診・子宮頸がん検診・乳がん検診・大腸がん検診

川口市では、対策型検診として、がん検診を実施しております。
また、毎年がん検診の受診券を発送しています(5月下旬)。

川口市のがん検診のおしらせ

4月から

はじまる

がん検診

胃がん検診

大腸がん検診 口腔がん検診

6月から

始まる

がん検診

肺がん検診

子宮頸がん検診

乳がん検診

がん検診を受けて要精密検査となったかたへ

がん検診は、早期発見・早期治療につなげるものです。

要精密検査となった場合、全てのかたが、がんと診断されるわけではありません。

精密検査が必要と診断されたかたは自己判断せず、必ず精密検査を受けましょう。

主な精密検査方法

●胃がん

胃内視鏡検査:内視鏡で胃の内部を直接見て、がんと疑われる場所の広がりや深さを調べる検査です。


●肺がん

胸部CT検査:病変があった部位をCTによって詳しく撮影します。

気管支鏡検査:気管支鏡を口から気管支に挿入して病変が疑われた部位を直接観察します。


●大腸がん

全大腸内視鏡検査:肛門から内視鏡を挿入して、直腸から盲腸までの全大腸を調べる検査です。

S状結腸内視鏡検査:肛門から内視鏡を挿入して、直腸からS状結腸までを調べる検査です。

注腸X線検査:肛門からバリウムと空気を注入し、X線写真を撮る方法です。


●乳がん

マンモグラフィ:病変が疑われた部位を詳しく観察するため、多方面からレントゲン撮影し観察します。

乳房超音波(エコー)・MRI検査・CT検査:画像により、病変が疑われた部位を詳しく観察します。

針生検下の組織診:疑わしい部位に針を刺して細胞や組織を採取しがん細胞かどうか確認します。

 


●子宮頸がん

コルポスコープ:コルポスコープという拡大鏡を使い子宮頸部を観察して調べます。

組織診:子宮頸部の疑わしい部分から組織を採取し、がん細胞かどうか調べます。

 

がんと診断されたかたへ

お問い合わせ

川口市保健所健康増進課
所在地:〒332-0026川口市南町1-9-20
電話:048-256-1135(ファックス:048-256-2023)
電話受付時間:8時30分~17時15分(土曜日、日曜日、祝日、休日、年末年始を除く)

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